レビュー

ひとつの画面であらゆるお天気関連情報を網羅できるアプリ「お天気モニタ」


スマートフォンアプリは豊富な機能を備えれば備えるほど操作が複雑化していき、画面をあらゆる方向にスワイプしたり、端末を持って振ることを求められることもあります。お天気アプリも、表示できる情報の種類が増えれば増えるほどさまざまな操作や画面移動を繰り返して情報を得る必要性が出てくるわけですが、ひとつの画面を上下にスクロールするだけで、3時間予報・週間予報・気象ニュース・リアルタイム観測値(気温・気圧・湿度・雨量・風向/風速)・天気図・雨雲レーダー・天気分布予想・衛星画像・暦・天気概況といった情報を閲覧できるアプリが「お天気モニタ」です。

お天気モニタ - 天気予報・気象情報をコンパクトにお届け - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.k52.tenki


「お天気モニタ」はGoogle Playから無料でインストールできます。


インストールが完了したら早速「開く」をタップしてアプリを起動。


初回起動時は、47都道府県・140地域の中から起動時に天気情報を取得する地域を設定する必要があります。なお、アプリで表示されるデータは気象庁が公開しているものを使用している、とのこと。


地域設定方法は簡単で、情報を表示させたい地域名をタップするだけでOK。


するとこんな感じで天気情報が表示されるわけです。


お天気モニタの優れたポイントはこの画面の3時間予報・週間予報・気象ニュース・リアルタイム観測値(気温・気圧・湿度・雨量・風向/風速)・天気図・雨雲レーダー・天気分布予想・衛星画像・暦・天気概況といった情報を、画面を上下にスクロールするだけで見られる点です。以下の画像を拡大してみると1つのページにどれだけぎっちりと情報が詰まっているかが分かります。


アプリの操作は非常に簡単で、基本的には起動時に表示される画面を縦にスクロールするだけ。その他のアクションは画面右上にある「更新」「メニュー」「地域変更」アイコンから行え、「更新」をタップすれば天気情報を最新のものに更新でき、「地域変更」をタップすれば最初に設定した地域以外の天気情報を画面に表示することも可能です。ただし、「地域変更」から他地域の天気情報を表示させても、アプリを再起動した際には初回に設定した地域の天気情報が表示されます。


なので、起動時の地域を変更したい場合は「メニュー」から「起動時の地域を設定」をタップして設定し直す必要ありです。


というわけでより詳細にアプリ内で表示されている情報を見ていきます。まずアプリの最上部に表示されているのは3時間ごとの天気予報と週間天気予報の2つ。3時間予報には天気・気温・風向/風速の情報が3時間ごとに24時間分表示されおり、週間予報には天気・降水確率・最高気温・最低気温が1週間分表示されています。これらは右端の「全国」アイコンをタップすると……


全国主要都市の予報に切り替えることも可能。


この下には「気象ニュース」が表示されており……


タップするとtenki.jp内のページにリンクされました。


さら下にいくとリアルタイム観測値も表示されており、ここには1時間ごとに計測された気温・気圧・湿度・雨量・風速/風向が表示されています。このデータは現在時刻から71時間前のものまでが表示される仕組み。


その他に天気図をアプリの画面上で見ることも可能です。コレには赤枠で示した部分に操作パネルがくっついており、これの再生ボタンをタップすると1日前からの天気図の動きを追うことができ、「<」と「>」アイコンでも天気図の時間を変更可能。そして「ー」と「+」をタップすれば天気図を拡大縮小することができます。


そして画面右上にある「ドラッグする」をタップすると……


天気図をタップして動かすことができます。


天気図の他にも雨雲レーダーや天気分布予想や……


衛星画像も見ることができます。さらに、雨雲レーダー・天気分布予想・衛星画像は天気図と同じ要領で画面を操作することも可能です。


そしてさらに下までいくと、アプリ起動日の前後15日間分の予想気温と平年値、さらに月の満ち欠けと日の出日の入り時間まで表示されたカレンダーが表示されます。そしてこのカレンダーより下にはアプリ起動日の天気概況がテキスト形式で表示されているわけです。


さまざまな天気情報を網羅しているので日常的に役立ちそうなアプリですが、例えば「これから旅行で福岡に行く」という場合にもお天気モニタはさまざまな情報を提供してくれるので便利です。まずは雨が降るかどうかだけでも知りたいので雨雲レーダーで九州方面を見てみます。雨雲がびっしりなので詳細な天気を調べるために……


「地域選択」画面から福岡の天気を表示してみることに。


するとやはり今日は雨模様のようで、なにやら15時から24時にかけては風も強くなるようです。さらに、21日・25日・26日は降水確率が高めなので少し用心しておいた方がよさそう。


いつから雨が降りだしたのかというと……フムフムどうやら20日の朝9時ごろから雨が降りだしたことが分かりました。


さらに雨雲レーダーを再生させれば、雨雲の今後の動きも大体予想できます。


そして最後は天気概況を見ておけば、注意ポイントなども押さえられるので、万全の準備を整えておくことができそうです。


さらにアプリを終了させてしまえば、次回アプリを起動した際は「起動時の地域」に設定している地域の天気情報が表示されるのもナイスです。「お天気モニタ」はひとつの画面にさまざまな天気・気象情報を表示しまくってくれるアプリですが、データが大量に表示されていても動作は軽快で、どこで何の情報を見られるのか頭を悩ませる必要もないので、操作系がシンプルなアプリが好みな人にとってはかなり重宝しそうなお天気アプリとなっています。

なお、「お天気モニタ」にはPC用のサイトも存在します。

お天気モニタ - 天気予報・気象情報をコンパクトにまとめてお届け
http://soramoni.jp/

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア, Posted by logu_ii

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