メモ

ビットコインATMの手数料を無料にして事業の拡大を図るRobocoin


世界各地では仮想通貨「ビットコイン」を現金で取引できるビットコイン用ATMの設置が進められており、2014年5月には日本にも上陸と伝えられていますが、世界で初めてビットコインATMを設置したRobocoinは、端末設置者から徴収していた取引手数料を撤廃して拡大を図ることを明らかにしました。

0% | Robocoin Blog
http://blog.robocoinkiosk.com/2014/03/26/0/

Robocoin Offers Bitcoin ATM Operators 0% Fees for Life
http://www.coindesk.com/robocoin-drops-lifetime-operator-fees-to-0-in-limited-time-offer/

これまでのRobocoinを使ったビットコインの取引では、取引額の1%がコミッションとして徴収されていましたが、今回の新プランではこのコミッションを0%にすることでオペレーターの負担を軽減し、Robocoinの設置台数を増やしていくことが狙いとされています。

通常のプランではRobocoin本体の導入の際に2万ドル(約200万円)を支払い、1%のコミッションを支払い続けることになっていますが、「Lifetime License」と呼ばれるプランに1万ドル(約100万円)を追加して加入すると、それ以降はコミッションが全額免除されるという仕組みになっています。


同社ではこの取り組みについて、「Robocoinの目標は世界中にビットコインを広げていくことです。コンプライアンスとセキュリティ技術、そしてグローバルなアクセス性と稼働をもとに、最も低い手数料によりビットコインの拡大と利用性を高めていきます」としています。さまざまな混乱とともに「通貨であるか否か」などの議論が巻き起こっているビットコインですが、ネットと実社会をつなぐビットコインATMの普及は進むのか、関心の集まるところです。このプランの申込は2014年4月30日までの期限付きとなっています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
仮想通貨「Bitcoin」を完璧に理解するために知っておきたいことまとめ - GIGAZINE

仮想通貨「Bitcoin」とは一体何か、どういう仕組みかが一発で分かるまとめ - GIGAZINE

Bitcoinの自動販売機がアメリカに初登場、Bitcoin用ATMも設置予定 - GIGAZINE

「Bitcoinは通貨ではないので課税対象」との見解をアメリカ政府が発表 - GIGAZINE

世界各国・地域の政府機関のBitcoinに対する姿勢・方針はどんな感じなのか? - GIGAZINE

民事再生手続きを申請したMtGoxにまつわるトラブルと今後のBitcoin - GIGAZINE

世界初の「Bitcoinを使えるカジノホテル」がラスベガスに登場 - GIGAZINE

in メモ,   ネットサービス, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.