Bitcoinの自動販売機がアメリカに初登場、Bitcoin用ATMも設置予定

インターネット上の仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」での授業料の支払いを認める大学が登場したり、レストランや売店でビットコインを使えるホテルが登場するなど、ビットコインを使用できる場所が世界中で増加しています。ビットコインの勢いが増している中で、アメリカにビットコインの自動販売機が初登場、さらにはアメリカ初となるビットコインATMの設置が決定しています。

First U.S. Bitcoin Vending Machine Launches in Albuquerque, New Mexico
http://www.prweb.com/releases/2014/02/prweb11593591.htm

First U.S. bitcoin ATMs to open soon in Seattle, Austin | Reuters
http://www.reuters.com/article/2014/02/18/us-bitcoin-robocoin-idUSBREA1H05F20140218

Bitcoin ATM Pioneer Plans Machines for Singapore, London
http://www.coindesk.com/atm-pioneer-machines-singapore-london/

アメリカ初となるビットコイン自動販売機は、Lamassuによってニューメキシコ州のアルバカーキにあるタバコ屋の店頭に設置されました。Twitterでは、アメリカ初のビットコイン自動販売機を祝福するメッセージを投稿するユーザーも登場。ユーザーは購入の際に現金とビットコインのQRコードが必要。自動販売機はアメリカドルだけではなく、世界20カ国以上の紙幣に対応しています。

First operational #bitcoin ATM in USA!! Imbibe Nob Hill in ABQ. Congrats @LamassuBTC @JuanLlanos @msantoriESQ pic.twitter.com/uXUGwfchoV

— Pedro (@99Piloto) 2014, 2月 18

また、カナダに世界初となるビットコインATMを設置したRobocoinが「ビットコインの購入と売却が可能なATMを2月の下旬ごろを目安にアメリカのシアトル・オースティン・テキサスに設置する」と発表しました。設置予定のATMにはスキャナーが搭載されていて、ユーザーはATMを利用するのにパスポートや運転免許証などのアメリカ政府から発行されたIDが必要です。

さらに、Robocoinと共同でビットコインATMを設置しているBitcoiniacsは、ビットコインATMの設置をヨーロッパやアジアに展開する予定であることを明かし、ロンドンとシンガポールがそれぞれATM設置の候補地として挙げられています。

By Antana

RobocoinはビットコインATMを台湾と香港に設置することを2014年1月に発表しており、ビットコインATMおよび自販機の設置は北アメリカだけにとどまらず、アジアやヨーロッパにも拡大していく勢いです。