被写体と撮影者を同時に撮影できる両面カメラ搭載の「PowerShot N100」

スマートフォンなどにはリアカメラだけではなく自分撮りが簡単にできるフロントカメラがついていますが、これと同じように、被写体にカメラを向けた状態でも自分が取れるように背面にもう1つのカメラがついている新しいコンセプトのデジタルカメラ「PowerShot N100」をキヤノンが発表しました。CP+2014ではその実機が展示されていたので、どんなものなのか見てきました。
キヤノン:PowerShot N100|概要
http://cweb.canon.jp/camera/dcam/lineup/powershot/n100/
「2つのカメラを搭載。撮る人も思い出に残せるニューコンセプトモデル。」

要するに、被写体側だけではなく撮影者の側にもカメラがついていて、同時に両側を撮影できるようになっているカメラです。

真っ正面から見ると丸っこいデザインの普通のコンパクトデジカメっぽいのですが……

背面にある3.0型TFT液晶の上部にもう1つのカメラがついています。

電源を入れるとこのように正面の被写体のほかに、右下のワイプの中に撮影者側が表示されます。

カメラを自分の顔の正面に構えて撮影すれば、自分がどんな表情をしながら撮影しているのかを同時に残せるというわけ。

想定イメージはこんな感じです。

レンズはF1.8でワイド端が24mmの光学5倍レンズ。NFC対応で、ワンタッチスマホボタンによって簡単にスマートフォンと接続が可能。Wi-Fiを活用してのリモート撮影もできます。

撮影者側のワイプ挿入位置は右下以外にも変更できるので、「集合写真を撮ったときに撮影担当者だけが入れなくなってしまう」ということもこのカメラならフォロー可能。風景の写真を撮る人にはあまり関係ないカメラかもしれませんが、家族や友達でワイワイいいながら写真を撮影することが多い人であれば、その時の雰囲気を余すところなく写真に収めることができそう。
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in 取材, ハードウェア, Posted by logc_nt
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