リバース液晶モニター搭載の「Pen Lite」とタッチ操作が可能になった「Pen mini」実機フォトレビュー
オリンパスがフォトキナで同社のハイエンドモデル「OM-D E-M5」と同等の1605万画素Live MOSセンサーと画像処理エンジン「TruePic VI」を備えISO 25600での撮影などを可能にしたミラーレスカメラミドルクラス機「PEN Lite E-PL5」と入門機の「PEN min E-PM2」を発表しました。
展示ブースはこんな感じ。
◆PEN Lite(ペン ライト) E-PL5
「PEN Lite」の外観は以下の通り。
本体サイズは幅110.5×高さ63.7×厚さ38.2mmで、電池と記録メディアを含む重量は約279g。2軸のセンサーシフト式手ぶれ補正機能を備えた有効画素数1605万のCOMSセンサーを搭載し1920x1080(30p)でのムービー撮影にも対応。
レンズマウントはマイクロフォーサーズ方式を採用。
実際に持ってみるとこんな感じ。
側面はこうなっています。
上部にはホットシューやモードダイヤル、シャッターボタン、電源ボタンを搭載。
底面。
背面には3インチの液晶ディスプレイ(46万ドット)を搭載。
タッチ操作でピントを合わせてシャッターを切ることもできます。
下向きに約65度傾けることができるので、手を伸ばしてハイアングルから撮影をする際にもライブビュー画面をしっかりと見ることが可能。
さらに、自分でカメラを持って自分を撮影する「自分撮り」をする際にはディスプレイをレンズと同じ方向に向けて撮影できる「リバース液晶モニター」状態に変形させることもできます。
前から見るとこんな感じ。
実際には以下のようにカメラを持って使用します。
なお、日本での発売予定は2012年10月上旬からで、ボディのみの予想実売価格は6万2800円前後となっています。
◆PEN mini(ペン ミニ)E-PM2
PENシリーズのエントリ-モデルとなる「PEN mini」の外観は以下の通り。
本体サイズは幅109.8×高さ64.2×厚さ33.8mmで、電池と記録メディアを含む重量は約269g。
「PEN Lite」と同じ2軸のセンサーシフト式手ぶれ補正機能を備えた有効画素数1605万のCOMSセンサーを搭載し、1920x1080(30p)でのムービー撮影ができます。
レンズを外してみました。
側面。
上から見るとこんな感じ。
背面には3インチの液晶ディスプレイ(46万ドット)を備えていますが、「PEN Lite」と大きく異なる点はディスプレイが固定式になっていることです。
タッチによるピント合わせやシャッター操作に対応。
日本での発売予定は10月下旬で、ボディのみの予想実売価格は4万5000円前後となっています。
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