時速140キロで射出されたハンバーガーが店内に張り巡らされたチューブを通ってテーブルに届くデリバリーシステムを開発中

ニュージーランド・クライストチャーチのカフェ「C1 ESPRESSO」では、店内に張り巡らせたチューブを使って、時速140キロの速度でミニバーガーやポテトフライを詰めたカプセルをテーブルまで届けるという超高速エアシューターシステムを構築中です。
C1 Cafe Redefines Fast Food | Stuff.co.nz
http://www.stuff.co.nz/the-press/christchurch-life/9511871/Mini-burgers-to-your-table-at-140kmh
超高速エアシューターデリバリーシステムを説明するシェフのリッチー・ワードさん。このシステムでは手に持っているカプセルにハンバーガーやタコスをいれて送ったり、客からの注文を書いた紙を受け取るなどのやり取りができるとのこと。

使い方は、チューブの中にカプセルをセットして、カバーを閉めます。

横にある操作パネルでテーブルの番号を押すと……

空気圧の「シュコー」という音と共に、時速140キロの速度でカプセルがふっ飛んでいきました。

「高速でチューブを移動させるとカプセル内の食べ物がグチャグチャになってしまうのでは?」と心配してしまいますが、その点についてもテーブルに着く前にカプセルを減速させるようシステムを改良。各テーブルに到着する前にコンピュータがエアブレーキで制御し、ゆっくりとカプセルを停止させます。

「このアイデアは、テレビで『フューチュラマ』のアニメを見て思いつきました」と話すC1 ESPRESSOのオーナーのサム・クロフスキーさんは、現在エアシューターシステムの使用にあたってケガをすることのないように安全性のテストを行っています。

なお、ミニバーガーはこんな感じでステンレス製のチューブに入れて運ばれます。ファストフードは短時間で調理してすぐに食べられるのが魅力ですが、受け渡しまで超高速になる「スーパーファストフード」を実現する超高速エアシューターシステムは、2014年1月末ごろに6つのテーブルで実際に開始される予定です。

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in 食, Posted by darkhorse_log
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