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じわじわハマる戦車アクション「World of Tanks」で遠距離砲撃専門の自走砲に挑戦してみた


戦車を操縦して戦うアクションMMOゲーム「World of Tanks」には5種類の車種があります。軽戦車であれば軽装甲で機動力重視、重戦車は重装甲・重武装とわかりやすいのですが、一種独特なポジションにあるのが名前に「戦車」が入らない自走砲です。走行速度は遅く、装甲もゼロに等しいのですが、装備している火砲は他の車種に比べて圧倒的に射程が長く、重戦車にも大ダメージを与えることができる大火力スナイパーです。

今回は、他の戦車とは特に異なる動きが求められる自走砲で、味方を支援しまくってみました。

World of Tanks — 戦車アクションMMO
http://worldoftanks.asia/


World of Tanksへの登録方法や、軽戦車・中戦車での戦いについては前回の記事を参照してください。

今回乗り回すのは、ドイツ軍の自走砲「Sturmpanzer I Bison」。ゲーム中ではTier3(全10段階)に属する、わりと序盤に扱うことになる自走砲です。正面から見るとゴツくて、強そうな印象を受けますが……


後ろに回るとこんな感じ、「雨をしのげる天蓋をつけておきました」ぐらいのレベルで、防御力はほぼゼロだと考えて間違いありません。攻撃力と射程は同Tierの重戦車に勝っていても、防御力では最弱というのが自走砲の特徴。


World of Tanksで自走砲を操作するときに慣れなければいけないのは、自走砲独特の砲撃モード。シフトキーを押して、このように空からの視点で砲撃位置を指定することになります。


一連の流れがどうなるのか、通常視点から順を追ってわかるようにしてみたのがこのムービーです。

自走砲「Sturmpanzer I Bison」砲撃モードでの攻撃シークエンス - YouTube


まずはこれが通常視点、大きな岩山の向こうに敵がいます。普通の戦車であれば、山を回り込んでいかなければならないところですが……


自走砲の場合、装備している砲によって山なりの弾道で弾を撃ち出せるので、山や障害物を越えて攻撃を加えることが可能。ちなみに、この敵は他の味方が発見したもので、ムービー中で見えたり消えたりしているのはエラーではなく、敵が味方の視界内から外れると見えなくなるため。


敵を発見。「し」の字型に緑色の点が散らばっていますが、これはレティクル(照準)を示していて、砲弾はおおよそこの範囲内に着弾します。「し」の形になっているのは、自分と敵との間に山があって、照準が定まりきっていない状態だと山にぶつかる可能性があるため。照準の範囲は、同じ目標に合わせているとじわじわと収束してきます。


収束した状態だとこんな感じ。この着弾位置であれば、この戦車を撃破することができそう。


ということで、砲撃。照準の色が赤になり、照準の左側に出ている数字が減り始めました。この数字が0になると弾の装填が終わり、再び攻撃が可能になります。だいたい装填には20秒以上かかるので、弾の無駄撃ちは避けたいところ。


砲撃の瞬間を隣から見るとこんな感じで大迫力。装填に時間が掛かるのもうなずけます。

自走砲「AMX 105 AM」砲撃の瞬間 - YouTube


このように、見えない位置から攻撃してくる自走砲は非常にやっかいなものですが、近接戦闘はまるでダメ。安全なポジション取りをすると生き残ることもできますが、1両だけ生き残ってどうしようかと絶望することも。下のムービーはその一例。

自走砲vs軽戦車 - YouTube


丘の上に残された自走砲(左端)。右側から木をなぎ倒しながら敵が近づいてくるのがわかるのですが、下り坂になっていて視線も攻撃も届きません。


やがて、先ほどの敵とは別のルートからやってきたM2 Lightを発見。


基本は長距離攻撃とはいえ、水平にすれば視界内の敵を攻撃することも可能。ちょうど装填済みだった弾で、このM2 Lightを撃破。しかし、このとき右側から別の戦車が……。


装填までに時間が掛かるため、できることは照準は合わせることだけ。その間にさらなる増援が来て、側面から攻撃を受け……


撃破されてしまいました。そもそも、こういった状態になる前に味方と連携して戦局を何とかすることを考えなければいけません。


同じようなケースで、自走砲の強さを少しだけ見せつけたのがこちらのムービー。

自走砲Bisonが重戦車KV-1に遠距離攻撃 - YouTube


高台の上に、敵の重戦車KV-1を発見。


味方が近くにいるので支援砲撃を加えようと照準を定めていると、KV-1が崖に向かっていって……


下にいた我が方の戦車に体当たり。しかし、バランスの悪い形で落ちたために身動きが取れないようです。


これはチャンスと周囲にいた戦車が集まってきてよってたかって攻撃を加えますが、KV-1はそれに耐えきり、反撃で全滅させてしまいました。しかも、撃破した戦車がうまく足がかりとなって、操縦可能な状態に。


近くにいた味方が全滅したため視界が効かなくなり、KV-1の姿が見えなくなりました。いま近くにいるのは自走砲2両だけ、非常にヤバイ……。


自走砲Bison vs 重戦車KV-1 窮鼠猫を噛む - YouTube


追い詰められた自走砲の前にKV-1が姿を見せました。すでに相手もこちらを目視しているはずで、一刻の猶予もありません。


「haha」「u r doomed」(ハハハ、運が悪かったな)と、まるで映画の悪役のようなセリフを吐きながら近づいてくるKV-1。


チャンスは1度、よーく狙って……


砲撃、そして命中。ギリギリのところで撃破に成功。


これには敵も味方も驚いたようで、KV-1のプレイヤーも思わず笑っていました。


自走砲2両 vs 中戦車 - YouTube


この戦いにはまだ続きがあります。自軍は中戦車1・自走砲2、敵軍は中戦車2・自走砲1というところで、敵の中戦車が目の前に出現。


装填は完了しているので、今回もよく狙って……


命中。しかし、このMatildaは残りHPが多かったため撃破できず。


装填までの間に一方的に撃たれることに……。


そこへ、隣にいた味方の自走砲Pz.Sfl.IVbが盾のように出てきて……


攻撃して撃破。自走砲だけで敵中戦車を退けることに成功。


「やったぜ!」と思っていたら、このMatildaによってこちらの場所が特定されてしまったため、生き残っていた敵自走砲の砲撃を受けて撃破されてしまいました。戦場では一瞬の油断が命取りです……。


自走砲は、うまく立ち回ればその攻撃力を活かして多くの敵を撃破することが可能ですが、敵を直接目視できるような位置取りをすることはないので、味方の存在が非常に大事。その中では「もう少し前まで偵察に行って欲しい」「そこでもうちょっと生き残ってくれると助かる」という場面や、「自走砲だけが孤立した結果、突っ込んできた敵軽戦車にやられてしまった」という場面に遭遇することも多々あり、それぞれの戦車は戦場でどう立ち回ればいいのかということを実感できる車種だともいえます。

慣れるまでは装填や着弾の遅さ、動きの鈍さに戸惑うこともあるかもしれませんが、味方を頼り、味方に頼られる存在の自走砲になるというのもまた、一つの楽しみ方です。

World of Tanks — 戦車アクションMMO
http://worldoftanks.asia/


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in レビュー,   動画,   ゲーム,   広告, Posted by logc_nt

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