「山賊焼」をパラダイスっぽく豪快に食らいつける「いろり山賊」はお祭り気分で行くお店
秘密のケンミンSHOWなどテレビや雑誌などでも紹介され、山口県や広島県では知らない人はいないと言われる有名なお店「いろり山賊」、鶏肉のあぶり焼き「山賊焼」や大きなおむすび「山賊むすび」などの名物料理の他、お店自体も一見の価値ありということで行ってきました。
いろり山賊
http://www.irori-sanzoku.co.jp/
玖珂店、錦店、周東店と三箇所ありますが今回は玖珂店へ。
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国道2号線沿いに進んで行くとお城を模したお店が現れました。
駐車場にはちょうちんで「祭」という文字、2013年4月10日にこのちょうちんの後ろにあった倉庫が全焼するという火事があったのですがきれいに片付けられています。
季節外れのこいのぼり、単なる飲食店ではない雰囲気を醸し出しています。
こいのぼりが飾られている理由が書いてある看板を発見。
観光地によくある顔抜きパネル、ハロウィンも近いということでハロウィンのオブジェも置いてあります。
なぜか恐竜の展示コーナーも。
あまちゃん人気に恐竜も「ジェジェジェ」。
かぼちゃの中から未知の生物が登場、もう何でもありです。
屋根の上にはトトロの姿が、口に何か細工をしている穴が見えますがここからはしゃぼん玉が出てきます。
玖珂店は3つの店舗が集中しており、こちらは元祖でもある「いろり山賊」お店の外までお客さんが並んでいます。
こちらは「竈(かまど)」。
庭側にもテーブルが用意されており。
滝や池を眺めながら食事できます。
一番奥にあるのが「桃李庵」、お城のような建物の中に入って食事をするお店です。
各店舗でメニューの内容に若干の違いがありますが名物の「山賊焼」などはどのお店でも用意されています。
今回は「竈(かまど)」にしました、従業員に声を掛けるとお箸とお茶がやってきます。
メニューは山賊焼や山賊むすびなどの名物から始まり、お刺身やステーキ、デザートなどもあります。
腹掛を着て忙しく働いている従業員、山賊ということで「捉えられた娘が強制労働させられている設定ではないか」と推測して聞いてみましたが、「お祭りをテーマに和洋こだわらず、とにかく楽しんでいってもらえれば」という設定だそうで、服装はお祭りの雰囲気を出すためとのことでした。
名物3品と「ひちりん」および「しずみ餅」を注文、待っている間に辺りを観察、炭をコンロに入れている従業員。
その横ではかまどで蒸し料理などが調理されています。
ちょうちんとハロウィンの組み合わせにも慣れてきました。
15分ほど待つと料理が運ばれてきます。
まずは山賊焼(税込609円)から。
iPhone 5と比べるとほぼ同じ大きさ、印象としては若干小ぶりでした。
ここは豪快に直接がぶり、炭火でじっくり焼かれた鶏肉は中まで火が通っておりやわらかい食感、照り焼きのタレが焦げている部分では香ばしく、甘辛さが鶏肉のうまみを引き立てています、今回は満足できる味だったのですが、以前食べにきた際には肉はパサパサでタレはみりんのアルコールが飛んでおらず残念な味だったということがありました。山賊料理らしい大ざっぱでぶれ幅の大きい料理と割り切る方が良いでしょう。
山賊むすび(税込483円)も大きさはほどほど。
どこから食べてよいのか迷いつつ適当にがぶり、梅とサケが現れました。
さらに食べ進むと昆布に到達、全部で3種類の具材が入っています、他の料理と合わせて食べるにはこれくらいの量でよかったという感じ。
山賊手打ちうどん(税込578円)も量は少なめ、透き通っただしの肉うどんです。
だしは白だしがベース、うどんは手打ちで麺の表面はざらざらとしています、お肉と合わせて食べると良い感じです。
ひちりん(税込798円)は手軽に食べることができる焼肉メニューの一つ。
網の上に置くとすぐ焼けるので焦げる前にささっと裏返し。
お肉はあっさりとした味でしたのでタレをいっぱい付けて食べます。
最後にデザートとして注文しておいたしずみ餅(税込504円)、だしの中に草餅が沈んでいるという珍しい料理。
だしだけを飲んでみるとうどんのだしと一緒でした。
食べてみると草餅とだしがよく合うことにびっくり、よもぎの苦味もありますがだしのしょっぱさと合わせてあんこの甘みの引き立て役となっています。
お弁当や山賊焼単品での持ち帰りも可能。
「山賊焼」は担当した料理人の腕次第という当たり外れのある商品なので山賊流と割り切って何度かチャレンジする必要があります。飾りや展示物などは季節ごとに総入れ替えになりますので、季節が変われば「今回はどのようなネタが仕込まれているのだろう」とお祭りを楽しむ気分で行くと良いお店です。
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in 取材, 食, Posted by darkhorse_logmk
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