自分の家を移動可能にしてしまった夫婦が家をありったけ自慢するムービー「Tiny Living」
車の中に寝泊まりできるスペースのあるキャンピングカーではなく、自分の家を移動可能にしてしまったつわものがクリス・タックさんとメリッサ・タックさん、引っ越し作業は非常に手間がかかりますが、この家に住めば好きなタイミングで好みの景観の場所に移動可能です。2人が自作した移動可能な家がどのような家なのかは「Tiny Living」というムービーを見ればわかります。
Tiny Living - YouTube
左からメリッサ・タックさんとクリス・タックさん。2人は夫婦です。
この2人が作った移動可能な家がこちら。パッと見た感じでは普通の家にしか見えません。
家は横幅7フィート(約2.1メートル)奥行き20平方メートル(約6.1メートル)の大きさ。
そして家の外側には車で家を引っ張るためのトレーラーヒッチ(牽引用金具)。
さらに家自体にタイヤが付いているので、トレーラーヒッチで車に連結すれば、牽引してもらうことで移動が可能になるようです。
実際の家の中がどうなっているのかというとこんな感じ、ロフトまでついています。
天井が高く、想像以上に広々とした印象。
もちろんキッチンも完備しており、プロパンガスを使用するコンロが据え付けられています。
ここを持ち上げて……
支えを使えば……
机になります。
同じ要領でここにも机が出現。
こっちは出っ張り部分を支えに利用。
どうやらここがクリスさんのワークスペースになるようです。
階段を上がれば……
ロフトに2人の寝室があります。かなり大きなベットがあり快適に過ごせそうです。
ワインの樽をリサイクルしてシャワールームを作成していたり……
トイレを小さなスペースに配置してあったり。
調味料を置いている棚や……
イスの下には収納スペースあり。
ロフト下のスペースにはクローゼットもあるようで、少しでも空間を有効活用できるように工夫されています。
これは家の玄関。
飼い猫のセスも家には一緒に住んでおり……。
セスのための部屋まできっちり確保されています。
セスが猫部屋に簡単に入ることができるように、専用通路アリ。
家全体の間取りはこんな感じで、右下に玄関があり、左奥にキッチンとシンク、さらにバスルームといった配置。
そしてロフトがここにあります。
家は移動式なので、ソーラーパネルで自家発電して電力を供給する仕組み。
ソーラーパネルから伸びているケーブルの先には……
12Vのバッテリーが4つ。
このバッテリーボックスから家に電力を供給しているというわけ。
生活排水は排水管から外に。
壁には羊の毛。
家の完成度は非常に高く、自分の気分で好きな場所に引っ越しながら暮らすことも可能なので「少し住んでみたいかも……」と思わせる家になっていますが、自作の家ということを考えるとなかなかハードルは高そうです……。
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