試食

野菜を粉砕しキューブ状の氷にした「えのき氷・玉ねぎ氷・かぼちゃ氷」で料理をいろいろ作ってみました


ファミマドットコムで初音ミクのビニ傘を購入する際に「なんだこれ?」ということで気になったので、えのきをペースト状にして氷にした「えのき氷」、同じく「玉ねぎ氷」「かぼちゃ氷」を買って料理に使ってみることにしました。

えのき氷 12キューブ×3パック 【冷凍】: 食品・酒 - famima.com
http://www.famima.com/shop/g/g0490000039290/

玉ねぎ氷 12キューブ×3パック 【冷凍】: 食品・酒 - famima.com
http://www.famima.com/shop/g/g1490000043163/

かぼちゃ氷 12キューブ×3パック 【冷凍】: 食品・酒 - famima.com
http://www.famima.com/shop/g/g0490000044532/

パッケージはこんな感じで簡素な作り。


家庭用冷凍庫に入っている製氷機のような型をしています。


えのき氷は赤のパッケージに黄色でえのき氷とプリントされています。


なぜかパッケージにはえのき氷の作り方が書かれています。こんなことを書いてたら誰も次回以降このえのき氷を買わなくなるような気もしますが、作るのがこんなに面倒で手間暇かかるものなんだぜ!というのを示すことの方が重要。


ごはん・カレー・たまご焼き・みそ汁・てんぷらなどに使うと良いとのこと。


原材料にはエノキタケが確認でき、当たり前ですが賞味期限もかなりあり、長持ち。


パッケージから取り出すとこんな感じ。


何も知らなければ、泥水を凍らせたかのような茶色の氷にしか見えません。


ではここから実際にえのき氷を使って桜えびの炊き込みごはんを作ってみます。材料は米2合・水370cc・桜えび7~10グラム・しょうゆ大さじ一杯・酒大さじ一杯・塩小さじ1/2杯・好みでみりんなど。


お米を研いだら桜えび


しょうゆや酒などを混ぜた調味液


えのき氷をかまに入れます。


えのき氷が溶けるので水の量は2合よりやや少なめ。


炊飯ボタンを押して1時間ほど待ちます。


約1時間して炊き上がると形の無いペースト状のえのきがちらほら。


かき混ぜたら完成。


えのきの香りより、桜えびのほうが香りが強め。さっそく食べてみます。


味はやや薄めでえびの香りが口に広がり、あまりえのきの味は感じません。えのき味の炊き込みごはんっぽく仕上げたいのであれば、えのき氷の量を増やし、えびを減らしたほうがよさげ。また、あまり味にクセが無いので、野菜を取るために毎日のごはんに入れるのもいいかも。


次はたまねぎ氷にチャレンジ。パッケージはピンク色で、さまざまなたまねぎ料理のレシピを開発している村上祥子 が考案・監修。


原材料には「玉葱」が確認でき、割合的にはタマネギ83%に対して水分が17%ほど。


開封すると玉ねぎの香りが広がります。


見た目が少しえのき氷に似ていますが、玉ねぎ氷の方が色はやや濃いめ。


玉ねぎ氷でドレッシングを作ってみることに。玉ねぎ氷150グラム・お酢大さじ2杯・みりん大さじ2杯・オリーブオイル大さじ1杯・塩1つまみ・コショウ適量・好みでおろしニンニクを入れます。


お酢・みりん・オリーブオイル・塩・コショウを混ぜます。


次に玉ねぎ氷を溶かします。氷の食感を残したければ800Wで30秒前後、氷の食感を残したくなければ1分ほど加熱。


800Wで40秒ほど加熱するとこんな感じ。氷の食感が残ったしゃくしゃくとした作りにしたい場合はこれぐらいの加熱時間がオススメ。


溶けかけの氷の塊をスプーンで切るように混ぜます。


ペースト状になったら先ほどのお酢やみりんを混ぜた調味液に投入。


できあがるとこんな感じ。結構本格的なドレッシングのよう。


サラダにかけて……


完成。見た目はあまり変わりませんが食べてみることに。


玉ねぎに甘味があり、玉ねぎの味を中心としたドレッシング。氷の食感を残すと、冷たく夏向きな作りになります。ただ玉ねぎ氷の水分が多すぎるせいか味が薄めなので、調味料をもっと使って調整して自分好みにもっと変える必要性アリ。濃い味を薄くするのは至難の業でも、薄い味を濃くするのは簡単なので、これはこれで問題なし。


最後はかぼちゃ氷。黄色と緑のかぼちゃカラー。


原材料南瓜(かぼちゃ)が確認でき、氷は95パーセントが南瓜で作られています。


えのき氷・玉ねぎ氷よりもかなり水分が少なめ。


しっかりとかぼちゃの色。


かぼちゃ氷をかき氷のシロップのように使ってみます。氷・小豆・カボチャ氷とかき氷機と器を用意。


まずかき氷機に氷をセット。


氷をガリガリ削ります。


味の無いプレーンのかき氷が完成。


同じ要領でかき氷機にかぼちゃ氷を投入。


かぼちゃ氷を削ってみると、氷と同じような感覚で削れます。


かぼちゃ氷だけでは甘味に欠けるので、小豆をかけます。


なかなかキレイな見た目。食べてみます。


かぼちゃの味と小豆の組み合わせがグッド。あまり野菜を食べている感覚がしないので、かぼちゃが嫌いな子どもでも喜んで食べられそうです。練乳をかけるとよりかき氷っぽくなるのでかけても良さそう。


なお、かぼちゃ氷単体で食べると、甘味と水分が少なく、食べにくいので無類のかぼちゃ好き以外このまま食べることはオススメしません。


価格はえのき氷が12キューブ入り350グラムの3パックセットで税込1490円、玉ねぎ氷が12キューブ入り350グラムの3パックセットで税込1590円、かぼちゃ氷が12キューブ入り350グラムの3パックセットで税込1680円になっています。かぼちゃ以外クセが少ない材料になっているので、ごはんの中やみそ汁の中に入れても簡単に使えそうで、かなり応用は利くはずです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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