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クラウド上に保存した音楽を車内で聞けるUSBデバイス「Automatica」

By Danny Choo

音楽を聞きながらのドライブは気持ちがいいものですが、いつも同じラインナップばかりでは飽きてしまうので定期的に入れ替えたいところ。とはいえ、カーナビのHDDに音楽ファイルを転送したり、CDやDVDをわざわざ作るのはちょっと手がかかります。そこで、音楽はクラウドストレージに保存しておき、カーオーディオからの操作でその曲を再生できるようにしよう、ということで出てきたのが「Automatica」です。

Automatica
https://automaticaweb.com/

Automaticaは35mm×89mm×14mmで重さが30グラムのUSBデバイスです。


Automaticaのスペックは以下のようになっています。

メモリ:1GB
CPU:ARM Cortex A8(1GHz)
容量(インターナルストレージ):4GB
容量(実際に音楽を保存するストレージ):2GB
接続方法:USB2.0・WiFi対応
対応OS:Microsoft Windows XP/Vista/7/8・Mac OS X v10.4.7以降
対応クラウドサービス:Dropbox・Google Drive・Microsoft Skydrive・Box

購入時に登録したAutomaticawebのアカウントでクラウドとのペアリングができるほか、Automaticaに保存した音楽コンテンツの管理も可能。AutomaticawebはPCのブラウザならInternet Explorer 7以降・Google Chrome・Firefox・Safariなどの主要なもの全てで動作し、iPad・iPhone・iPod Touch・Android搭載スマートフォンおよびタブレットにも対応しています。


Automaticaの使い方はとてもシンプルで、Automaticaを自動車のUSBポートに接続すると、ペアリングしたクラウドサービスとの間で音楽を自動的に同期。あとは、カーナビでいつも通りに音楽を再生するのと同じ操作で、聞きたい音楽を再生するだけ。定期的に同期が行われるので、購読しているポッドキャストを聞き逃してしまうといったことはありません。


2013年7月現在、Automaticaはインターネット販売のみが行われており、日本からだとPayPalを使用しての購入が可能。価格は1つ99ドル(約9800円)で、日本への送料は31.98ドル(約3100円)です。


要するに、音楽の詰まった外付けHDDを接続したのと同じ要領で再生できるということだと思うのですが、どんなカーナビであっても問題なく使えるのかどうかなどは不明。カーナビメーカーがこういったクラウド上の音楽を再生できるサービスを始めてくれれば、非常に助かるのですが……。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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