これが本場ロンドンで味わうイギリスの伝統的な朝食「イングリッシュ・ブレックファスト」
イギリスの食文化の評判はあまりよくありませんが、伝統的イギリス料理の1つである「イングリッシュ・ブレックファスト」は、ドイツやオランダでも取り入れられているくらいおいしいようです。ホテルの朝食でもイングリッシュ・ブレックファストを食べられるとのことなので、滞在先のホテルで食べてみました。
朝食を食べる「THE NEW INN」は、パブとしてもホテルとしても営業しています。
前日に朝食を予約していたことを店員さんに伝えると、すぐにテーブルに案内してくれました。
テーブルの上には塩とこしょう。
パンにつけるいちごのジャムとバターが2つずつ付いています。
イングリッシュ・ブレックファストに付いてきたオレンジジュース。店員さんによると、夜は居酒屋なので飲み物はそろっているから何でも頼んでいいとのこと。
10分ほど待つと、イングリッシュ・ブレックファストが到着しました。1枚のお皿に目玉焼き・ソーセージ・マッシュルーム・ベイクドビーンズ・ハッシュドポテト・トマト・ベーコン・トースト2枚が乗せてありボリューム感たっぷりで、1皿飲み物付き11.95ポンド(約1800円)
ソーセージは日本のものよりも皮が分厚そうな感じ。
トマトは生ではなくフライパンで焼いてあるようです。
まずはマッシュルームから食べてみます。マッシュルームはかさの部分が分厚く、歯ごたえも固すぎず柔らかすぎずかなりグッド。マッシュルームの汁がかむ度に口の中にあふれます。色がかなり黒いので焼きすぎなのではと思いましたが、もともとの色が黒かったようです。
ベイクドビーンズはバターの味が少しして、まろやかな口当たり。単体で食べるよりもパンなどにつけて食べたほうがよさそうです。
イングリッシュ・ブレックファストについていたトーストにベイクドビーンズのせてパクリッ。ベイクドビーンズのまろやかな味わいが香ばしいパンと交わりあいます。
ソーセージは日本のものとかなり違い、中身に肉汁はほとんど無くパサパサしていました。
次に目玉焼きをナイフで割ってみると……
黄身がトローッとあふれてきました。
黄身をたっぷり白身につけて食べてみます。目玉焼きの味は日本で食べるものと変わりません。
外はカリカリ、中はホクホクのハッシュドポテト。
次に、グリルしたトマトをパクリッ。トマトの酸味が焼くことでまろやかになっていますが、中身はかなり熱くなっているので1口で食べるときは気をつけたほうがよさそう。
ベーコンは日本のものより分厚いのが印象的。味は少し動物臭さが取れきっていない感じがしますが、大きな問題はなし。
最後にトーストの上にベーコンと目玉焼きをのせ、サンドイッチ風にして食べてみます。ベーコンの肉の味と塩分が、卵の黄身・トーストと一緒に食べることでまろやかになってかなりグッドです。
イングリッシュ・ブレックファストはイギリスのホテルやパブ、レストランなどで食べることができ、イギリス料理の悪評を覆すくらいうまいとは言えませんが、朝食としては十分です。
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