乗り物

携帯電話のハンズフリー操作は直接操作と危険度が変わらないことが判明

By Mrs Magic

携帯電話を運転中に直接操作するのは危険だということで法律で禁止されているため、音声認識機能を用いたハンズフリー操作で使っているという人もいると思いますが、いずれにしても危険度は変わらないということが研究によって明らかになりました。

Study: Voice-activated texting while driving no safer than typing - The Washington Post
http://www.washingtonpost.com/local/trafficandcommuting/study-voice-activated-texting-while-driving-no-safer-than-typing/2013/04/22/e0ec6780-a859-11e2-8302-3c7e0ea97057_story.html


テキサスA&M大学テキサス輸送研究所で調査員をしているクリスティーン・ヤガーさんは、車の運転中にドライバーが音声認識機能を使ってメールの送受信をすることが安全な作業なのかどうかを調査しました。実際の調査ではドライバーに専用サーキットコースを走行してもらい、ドライバーが運転中にどのくらいの頻度で車道を見るか、研究者がメールで尋ねた内容に返信するのにどのくらいの時間を要するか、そして携帯電話が通知のライトを点滅させた際にどれくらいの時間でそれに気づくか、この3つについて調べました。

By Stuart Axe

この研究の結果から、音声認識を使用してメールの送受信をすることは、直接携帯電話を操作してメールを送受信する事と比較して安全性が高まることは無いと判明。車の運転中、手で端末に触らなかったとしても、メールをすることは脇見運転につながる危険な行為だということがわかりました。

By mrlerone

また、ハンズフリーでの音声通話も、音声認識でメールを行うことと同様に危険な行為であるとヤガーさんは主張しており、実際にハンズフリーの音声通話中に事故を起こしたという事例も存在します。

By h.koppdelaney

日本でも運転中にハンズフリーで携帯電話を利用している人は多いと思いますが、自分以外の命にも関わってくる問題なので、運転中は携帯電話のことを忘れ、どうしても操作する必要があるときはどこかに駐車してから行うということを徹底した方がよさそうです。

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in 乗り物, Posted by logu_ii

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