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世界一の樹木やCMで有名な木など一度は見たい世界の巨木・奇木16種


世界で最も背が高い木、世界最大の巨木、世界最古の木、世界で最も太い木など、“死ぬまでに見たい”世界の巨木・奇木16種類をトリップアドバイザーがまとめています。

死ぬまでに見たい 世界の気になる巨木・奇木 16 [トリップアドバイザー Bucket List]
http://www.tripadvisor.jp/TripNews-a_ctr.Bigtrees

◆1:オアフ島モアナルア・ガーデンズ・パークのモンキーポッド
モアナルア・ガーデンズ・パークという名前ではピンとこなくても、日本では非常に有名なのがこの木。日立グループのCMで「この木なんの木気になる木」という歌(日立の樹)の背景に登場している樹で、1984年以降はずっとCMに起用されています。


日立製作所CM 「日立の樹」全集 - YouTube


◆2:ソコトラ島の竜血樹
イエメンのソコトラ島は「インド洋のガラパゴス」と呼ばれるほどに独特の生態系を持っています。この竜血樹は木の樹脂がまるで血のように真っ赤なことから名付けられました。


◆3:マダガスカルのバオバブ街道
マダガスカル島西海岸にはモロンダバという港町がありますが、その周辺にはバオバブの群生地があります。もともとは熱帯雨林だったところを伐採していく中で、信仰の対象だったバオバブの木だけが残った結果、「バオバブ街道」と呼ばれるような光景になりました。


◆4:仏教寺院タ・プロームを包むように伸びたガジュマル
アンコールワット遺跡群の中にある仏教寺院タ・プロームは建物がガジュマルの木に侵食されています。映画「トゥームレイダー」のロケ地としても知られている場所。


以下の記事ではその他の写真も掲載しています。

まるでダンジョンの入り口、樹木に侵食されて一体化している寺院遺跡「タ・プローム」



◆5:世界最大の巨木「ジェネラル・シャーマン」
体積が約1486立方mあることから世界最大の巨木だと言われているのが、カリフォルニア州セコイア・キングスキャニオン国立公園の「ジェネラル・シャーマン(シャーマン将軍の木)」。名前は南北戦争時の将軍ウィリアム・シャーマンに由来していて、同じくグラント将軍に由来する「ジェネラル・グラント(グラント将軍の木)」と、どちらが世界一か論じられたこともありました。


◆6:世界一高いセコイア「ヒュペリオン」
レッドウッド国立・州立公園には高さが115mある世界一高いセコイア「ヒュペリオン」のほかトップ3が揃っているそうです。「スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還」で、イウォークらが帝国軍を密林におびき出してゲリラ戦を繰り広げた「エンドアの戦い」のロケ地でもあります。


◆7:自動車で木の幹の間を通過できるアベニューオブジャイアント(巨木通り)
レッドウッド国立・州立公園から南下すると、ドライブしながら巨木を楽しめるアベニューオブジャイアントがあります。ここには木の幹をくりぬいて作られているトンネルもあります。


◆8:世界最古の樹木「メトセラ」
アメリカ西部にある「三大樹木」というと、5番のジェネラル・シャーマン(世界最大)、6番のヒュペリオン(世界最高)、そしてこのメトセラ(世界最古)です。カリフォルニア州東部のホワイト山地は世界で最も樹齢の長い木であるブリストルコーンパインの森があって、その中でも特に古いのがメトセラ。その樹齢は5000年にもなるそうです。


◆9:コートハウスのバニヤンツリー
マウイ島のオールド・ラハイナ・コートハウスは1859年に立てられた裁判所・税関の建物。その前に、1873年に植えられたバニヤンツリーが枝を広げています。このコートハウスには今でも裁判所のオフィスが入っています。


◆10:世界で最も太い「トゥーレの木」
メキシコ南部のオアハカには幹の周囲が35m以上もあるスギ科の巨木が立っています。樹齢は1200年から2000年とみられていて、地元では「トゥーレの木」と呼ばれています。


◆11:エンジェルオークツリー(天使の樫の木)
サウスカロライナ州ジョンズアイランドにある樫の木は樹齢1500年以上、幹からは枝が四方に広がっていて、まるでファンタジー世界のような雰囲気になっています。


◆12:木よりも高いサボテン
アリゾナ州サワロ国立公園で見られるのがサワロサボテン。高いものは20m以上もあって木よりも上に頭を出しており、その体内には数百リットルもの水が貯えられるそうです。


◆13:天然の吊り橋を形成しているゴムの木
インド北東部チェラプンジには天然の吊り橋になっているゴムの木があります。この吊り橋は二重になっていて、今でも成長を続けています。


◆14:板状の根っこが張り出すサキシマスオウ
すごい巨木・奇木があるのは海外だけではありません。西表島の湿地帯に群生するサキシマスオウは「板根」という板状の根っこを周囲に張り巡らせます。


◆15:幹の色が変化するレインボーユーカリ
ユーカリといえばコアラが食べているという印象から南半球の植物のようなイメージがありますが、北半球でも唯一レインボーユーカリがハワイ島やオアフ島、マウイ島、カウアイ島に生えています。名前の通り、幹が緑や青、紫、オレンジ色と虹のようになっているのが特徴。


◆16:樹齢1000年のベニシダレザクラ
福島県三春町には樹齢1000年以上、高さ12mで根回り11mのベニシダレザクラ(三春滝桜)があります。この桜は岐阜県の淡墨桜とともに東西の横綱と呼ばれており、日本三大桜の一つに数えられています。三大桜は淡墨桜のほかに、山梨県北杜市にある神代桜を加えたもの。こちらも樹齢1800年から2000年という立派な樹です。

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in メモ, Posted by logc_nt

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