2008年に自然遺産に登録された世界の名所8カ所
世界遺産は、普遍的な価値を有する記念工作物や建造物群などの「文化遺産」、すぐれた価値を持つ景観や学術上の価値がある地形・生物などの「自然遺産」、文化遺産と自然遺産両方の要素を持つ「複合遺産」の3種類に分類されます。2008年には27件が新たに登録され、そのうち19件が文化遺産、8件が自然遺産でした。
今回は、2008年に自然遺産に登録された8カ所の写真を集めてみました。
詳細は以下から。
■スルツェイ島(アイスランド)
1963年に海底火山の噴火で出来たスルツェイ島。最初は不毛の大地でしたが、やがて新しい生態系が誕生して興味深い研究対象として見られています。
■ソコトラ群島(イエメン)
ソコトラ群島は「インド洋のガラパゴス」と呼ばれ、植物の37%(825種類)、は虫類の90%が他では見られないものになっています。海洋には253種類のサンゴ、730種類の近海魚、300種類の甲殻類が生息しており、すでに島の75%が自然保護区や国定公園に指定されています。
■サリャルカ カザフスタン北部のステップと湖群(カザフスタン)
20万ヘクタール以上の平原が広がる中央アジア。テンギス湖は1600万羽を越える鳥の餌場になっており、水鳥の巣が何十万もあります。
■ジョギンズ・クリフ(カナダ)
ノバスコシア州ジョギンズにある高さ23mの崖からは、膨大な量の動植物・魚介類の化石が発見されており、「石炭紀のガラパゴス」と呼ばれているそうです。
■サルドナの地殻構造境界(スイス)
スイスのピッツ・サルドナを中心とした地域はアルプスの形成をよく観察できる場所となっています。
(参考記事:新たに2つ、ユネスコ世界遺産)
■三清山国立公園(中国)
江西省上饒市にある三清山は道教の名山で、「国家重点風景名勝区」にも指定されています。花こう岩が林立し、まるで絵画のような世界を演出しています。
■ニュー・カレドニアの礁湖:サンゴ礁多様性と関連する生態系(フランス)
グレート・バリア・リーフに次ぐサンゴ礁として世界2番目の長さを誇るのがニューカレドニア・バリア・リーフ。2002年にフランス政府はニューカレドニアのサンゴ礁などを世界遺産に推薦することを決め、2008年に晴れて自然遺産に認定されました。
■オオカバマダラ生物圏保護区(メキシコ)
北米から南米にかけて生息するチョウ・オオカバマダラ(モナルカ蝶)はカリフォルニア州やメキシコのミチョアカン州で越冬を行います。その際にはチョウが木の枝に鈴なり状態となり、枝が折れることもあるそうです。
元記事は以下。
Eight New Natural Wonders Named | LiveScience
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