耐熱パウチで手間いらずな「オーブンマジックローストチキン」を使ってみた
ローストチキンといえば外皮がパリパリで香草などの風味がしっかりと付いた味が特徴ですが、鶏肉に塩、コショウ、ニンニク、ハーブなどをまぶして下味を付け置くなど手間と時間がかかるものです。なんとか手軽にローストチキンを味わえる方法はないかと思っていたところ発見したのが、ネスレの「オーブンマジック ローストチキン」(税込240円)。耐熱パウチに鶏肉、野菜を入れて調味料をまぶし、あとはオーブンで30分間焼くだけと手軽なうえに、調理後はパウチを捨てるだけと後片付けも楽とのこと。実際に調理してみるとどんな感じなのか、チャレンジしてみました。
こんがりジューシーに、中はふっくら仕上がるローストチキン
パッケージの大きさはiPhoneくらい。なお、これ1つで3~4人前できるそうです。
原材料はこんな感じ。
調味料6グラムあたりのカロリーは18キロカロリー。調味料は全部で24グラム入っているので、72キロカロリーです。なお、鶏もも肉600グラム、じゃがいも200グラム、にんじん100グラムで調理した場合は1460キロカロリー(4人分)。
作り方はこんな感じ。鶏肉と野菜を耐熱パウチに入れ調味料を振りかけ、オーブンで焼くだけ。わりとシンプル。
パッケージの中身は、専用調味料、レシピ、耐熱パウチです。
用意する具材は、鶏もも肉600グラム、じゃがいも2個(200グラム)、にんじん1本(100グラム)。
野菜は一口大にカットし
鶏もも肉は150グラム程度にカットすればOK。
次は、鶏もも肉を耐熱パウチに入れ調味料をまぶしていくのですが、まずはオーブンを200度に予熱しておきます。
耐熱パウチを開いてみると、こんな感じ。
赤いヒモ状のものは留め具で、耐熱パウチの口を縛るために使用します。
この耐熱パウチの中に、まずは皮の部分が上向きになるように鶏もも肉を入れます。
鶏もも肉に専用調味全体の半分の量をフリフリ。
今度は裏返して同じように専用調味料をふりかけます。
野菜は鶏もも肉に重ならないように入れていきますが、野菜には調味料はかけなくても大丈夫とのこと。
全部入れ終わったら、空気がなるべくパウチの中に入らないようにして、口の部分を留め具でギュッと縛ります。
そして、縛り口付近につまようじなどで空気穴を開ければ……
準備完了!ここまでの準備にだいたい10分くらい要しましたが、普段から料理をする人ならば野菜や鶏もも肉のカットも手際よく行えるため、もう少し早められそうです。
さきほど予熱しておいたオーブンに入れて
30分間加熱していきます。
レシピ通りに調理していけばうまくいくので、途中で火加減や焼き加減などをいちいちチェックしなくてもいいのは便利。なお、時間がたつごとにチキンが焼ける香ばしい匂いがどんどん強くなっていって、ワクワク感が楽しめます。
そんなわけで30分経過したので早速オーブンを開けたところ、「破裂するんじゃないか」と心配になるほど風船のようにパンパンに……。
一時的に空気が膨張してパンパンになることはあっても、空気穴を開けていれば破裂する心配はなく、取り出すとすぐにしぼんでいきました。なお、黒くなっているのは袋が焦げているのでは無く、調味料が加熱されたことによるものです。
袋を開けてみると、鶏肉の香ばしい匂い、野菜の甘みある匂いが混じり合って感じられ、めちゃくちゃ良い匂い。
水は一切入れていないのですが、肉や野菜から水分がたっぷりと出ており、なんだか煮物みたいな感じに。それでも、これはこれでおいしそうなオーラが十分に出ています。
肉の表面にはテカテカと脂が浮かび、、そこにコショウが混じりあっています。
割ってみると、中までしっかりと火が通っていることが確認できました。チキンは柔らかく、かめば肉汁がしっかりと感じられる内容。調味料もほどよい味付けで味が濃すぎることなく、素材の味をもり立てます。パリパリとした皮や割とパサパサとした肉質が特徴のローストチキンとは違うのですが、これはこれでアリ。
パウチの内部に生じた水分に調味料が溶け出し、それが野菜に染みこむことによって、しっかりと味がついています。外側はホクホクなのですが、芯が若干硬めのものもあったので、一口大よりももう少し小さく切る方がいいかも。
にんじんも芯はちょっと硬めのものがあり、「口に入れれば崩れるくらい柔らかいものが好き」という人は小さめに切ることをオススメです。
よーくパッケージを見ると、「ジューシー!ローストチキン」と記載してあり、一般的なローストチキンよりかはしっとりとした仕上がり。そのため食感などは変わっていますが、チキンの味は十分に引き出された料理に仕上がるので、チキン好きの人ならば楽しめる味ではあります。
オーブンで焼く時間はかかりますが、パウチや調味料など全てパッケージ化されているため下準備、調理、後片付けはほとんど手間がかからないので、気軽に料理を楽しみたいという人向けです。
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