メモ

GoogleがChromeのポリシーを変更して拡張機能で広告表示が可能に

By Noah Sussman

GoogleがChromeの拡張機能に関する広告ポリシーを改定して、拡張機能によるマネタイズを許可しました。これによって、拡張機能で広告を表示させることが可能になります。

Developer Program Policies - Chrome Web Store — Google Developers



Ads Are Coming to Google Chrome Extensions



これは、拡張機能の開発者らに対して送られたメールで明らかになったもの。これによると、Googleは広告ポリシーを改定して、拡張機能に広告を入れてマネタイズすることを認めることにしたとのこと。

2009年、最初に拡張機能が発表されたとき現れたのはウェブサイト上の広告をブロックするものでしたが、この拡張機能自身が広告を表示してくるようになるというわけです。

ポリシー内容としては、
・挙動はユーザーが見て明らかであること
・広告はいずれも何の拡張機能が表示させているものなのか明らかにすること
・本来表示されている広告や、ウェブサイトの機能を妨害しないこと

と定められています。

また、表示させる広告については
・「Chrome Web Store Developer Terms」を破らないこと
・設定によって消せるか、拡張機能やアプリを削除した際に一緒に消えること
・システムメッセージや警告を模倣しないこと
・拡張機能またはアプリを機能が不十分な状態でリリースし、フル機能を使わせるためにユーザーに広告のクリックや個人情報入力を強制させることは禁止

と決められています。

Google Adsenseと同等の基準であると考えればわかりやすいかも。

これまで軽くて機能が充実しているということでChromeを選んできた人もいると思いますが、今後は拡張機能によって想定外のバナーを見せられてしまうということも出てきそう……。

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in メモ, Posted by logc_nt

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