torneがバージョン4.0で3波チューナー内蔵レコーダー「nasne」に対応へ

7月19日に地デジ・BS・CSチューナー内蔵のレコーダー「nasne(ナスネ)」が発売されるのを受けて、torneをnasneに対応させる「バージョン4.0」が本日リリースされました。これによってtorneとnasneを連携させ、地デジに加えてBS放送、CS放送もライブ視聴・録画が可能になります。

アップデートv4.0 | torne(トルネ)™ | プレイステーション® オフィシャルサイト

今回のバージョンアップではnasneへの対応のほかに、torne単体動作時の機能強化やインターフェース改善などが行われています。

◆nasne対応
まず目立つ変更点はnasneへの対応。これによって、7月19日に発売されるnasneを接続すると、地デジ・BS・CSのライブ視聴、nasneで取得した地デジ・BS・CS番組表の表示と番組検索、nasneへの録画予約、nasneに録画したビデオの再生と管理、nasneに録画したビデオの書き出し、nasneの設定が可能になります。

nasneを使ったW録画の例

なお、上記はtorneとnasneを接続した場合の話で、nasneはtorneがなくても単体でチューナー・レコーダーとして使用することが可能です。

◆検索機能の強化
現在は推測変換もあるものの、検索時には毎回キーワードを入力する必要がありますが、アップデートによって入力履歴を最大32件までロックすることができるようになります。これからの時期であれば「オリンピック」「五輪」などのフレーズをロックしておくことで、すぐにオリンピック関連の話題を検索することができるというわけ。

また、設定にサブジャンルと番組種別が追加され、より細かくジャンルを指定して検索したり、nasneと組み合わせて無料で見られるチャンネルと契約している有料チャンネルだけから検索するということも可能に。

◆テレビ画面の強化
テレビの視聴中に表示可能な番組表は7チャンネル分ですが、アップデート後は番組表を出した状態でL1キーを押すことで最大23チャンネルを同時に表示させることができるようになります。7チャンネル分では地上波の番組表のうち一部だけしか見られないというケースもありましたが、これによってBSやCSまで一気にチェックすることが可能に。

また、ツイートを手軽に見る機能として「ビューモード」が追加。これは画面下に常にツイートが表示されるモードで、チャンネルを切り替えると表示されるツイートも自動的に切り替わります。

◆Myチャンネル機能
torneには自分の好きなチャンネルで番組表を作る「My番組表機能」がありましたが、これがより簡単によく見るチャンネルだけを番組表に表示させることが可能な「Myチャンネル機能」に進化しました。

これに伴って、番組表の放送種別(地デジ/BS/CS)切替操作が変更となり、バージョン3.52以前はメニューから放送種別を選択するか左スティック左右で切替だったものが、番組表の左右端でさらに方向キーを入力するか、R2＋左スティック左右となりました。

◆その他
・PS Vitaへビデオを書き出した際の画質が改善

・メッセージダイアログの内容がより詳細に

・トップメニューのヘッダタグ表示変更

・スケジュール画面が改善、予約重複時にハイライト表示されるように

・設定画面がnasne対応によって一新

このほか、ボタン操作ガイドの改善や、番組表画面のデザイン変更によって左右端でチャンネルが見切れないようになるなどの修正が行われています。