地デジ・BS・CSチューナー内蔵のレコーダー「nasne(ナスネ)」をSCEが7月19日発売

ソニー・コンピュータエンタテインメントが、500GBのHDDと地上デジタル放送・衛星デジタル放送(BS・110度CS)のチューナーを内蔵したネットワークレコーダー「nasne(ナスネ)」を2012年7月19日に発売することを発表しました。希望小売価格は1万6980円(税込)。PS3と接続してtorne上からの操作が可能で、これで待望の「PS3で衛星放送の視聴・録画」が実現します。

ナスネ ここがスゴイ！ | nasne(ナスネ) | プレイステーションR オフィシャルサイト
http://www.jp.playstation.com/ps3/nasne/

(PDFファイル)ネットワークレコーダー＆メディアストレージ『nasne（ナスネ）』2012年7月19日(木)に16,980円(税込)にて発売

nasneのパッケージはこんな感じ。

本体の大きさは幅43mm×奥行き189mm×高さ136mm。重さは約460g。

真っ正面、torneと同じくスイッチ類は一切なし。

右側面、nasneのロゴ入り。

左側面は右側と同様。

背面には上から外付けHDD接続用のUSB端子、LAN端子、アンテナ出力、アンテナ入力、電源入力端子の順で並んでいます。アンテナ入力が1つしか用意されていないので、地デジ放送と衛星放送は1本のケーブルで入力することになるため、人によっては混合器が必要になるかも。

天面。

こちらはイメージビデオ。

「nasne（ナスネ）™」　イメージビデオ - YouTube


nasneは地上波、BS、CSの3波に対応しており、PlayStation 3に接続することで、これまでtorne＋チューナーでできていた地上波の番組視聴・録画に加えて、BS・CSも録画・視聴できるようになります。また、地デジチューナーや複数のnasneを接続すると同時録画番組数を増やすことができます。

「nasne(ナスネ)にもtorne(トルネ)」ということで、nasneの操作はtorne上から可能です。

torneとnasneの比較はこんな感じ。衛星放送を見る予定がない人はtorneとチューナーがセットになった「地デジレコーダーキット」でOKというわけ。

さらにPS3に限らず、ソニーグループの対応機器との接続にも対応しており、たとえばVAIOやSony Tabletで家の中のどこからでもテレビを視聴できるようになったり、録画予約・録画番組の視聴、さらに外出先からのテレビの録画予約もできるようになるとのこと。

なお、2012年初夏にはnasneに対応したtorneのver.4.0のリリースが決定しています。

(PDFファイル)PlayStation®3専用TVアプリケーション torne ネットワークレコーダー＆メディアストレージ『nasne（ナスネ）™』に対応した“ver.4.0”を2012年初夏にリリース

torne ver.4.0とnasneを組み合わせて使用することで、従来のtorneの操作感覚はそのまま、地デジに加えてBSとCSの視聴・録画ができるようになります。現在、レコ×トルネを使用している人はすでに地デジ番組表、BS番組表、CS番組表をtorne上から操作できる快感を味わっていますが、ここに、BS・CSの視聴が加わるというわけで、録画生活をtorneに頼っているような人にとっては待ちに待った機器の登場です。

こちらが新たに公開されたtorneのプロモーションムービーです。

torne（トルネ）アプリケーション　サクサク動く！ - YouTube