輪ゴムを狙ったところに確実に当てるレーザー照準搭載のゴム銃「グリフォンmk-Ⅱ」
ゴム銃には公式競技として止まった標的を狙うマッチボックス、一定時間内での正確な射撃精度を競うフライシュート、振り子状の標的に何発命中させられるかを競うコインペンドラムの3つがあります。高得点、特にパーフェクトを狙うには輪ゴムが狙ったところに飛んでいくのは大前提となります。それを突き詰めて命中精度を高め、さらにレーザーサイトまで搭載した究極のゴム銃「グリフォンmk-Ⅱ」が生み出されました。
Over Boost !? 精密射撃モデル『グリフォンmk-II』 - GRIFFON mk-II -
制作したのはZumA2さん。これまでにもDIYで金属製の輪ゴム銃を数多く制作してきており、今回のグリフォンmk-Ⅱは公式競技用に3年ぶりにフルモデルチェンジで制作したものだそうです。
紹介ムービーはこちら。
Metal Rubber Band Gun "GRIFFON mk-II" - YouTube
そうと言われなければゴム銃には見えない見た目。素材はアルミとステンレスで銃身長は270mm、重さは620g。
グリーン色のレーザーサイトを搭載。トリガーを半引きすると照準合わせで、さらに引くと輪ゴムが発射される仕組み。
瞬間的に輪ゴムを解放します。
サイコロに狙いを定めて……
発射!
ばらすとこんな感じになっているようです。
こちらが仕組み。
上が初代グリフォン、中央が今回のグリフォンmk-Ⅱ、下がベルクート、いずれもZumA2さんが制作したもの。mk-Ⅱは初代の機能性とベルクートのデザイン性を併せ持った銃として、構想設計に1ヶ月、製作に1ヶ月を費やして作られました。
精度を高めるため、銃を万力で固定して命中点のズレを確認しつつ調整。
グリップは自分用に徹底的にカスタムしてあります。
このグリフォンmk-Ⅱは自分用のプレミアムワンオフモデルとのことですが、セミオートゴム銃「フェンリル」は販売モデルが用意されているので、誰でも購入することができます。
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