お天気とTwitterやFacebook上での反応の関係が見ればわかる図「C°F」
リアルでの会話で最もあたり障りなく話せるのが天気の話題。同じことがネット上でも起きており、ソーシャルメディアの中でも天気の話題は非常に多く話題になっています。この点に注目してソーシャルメディア上の会話を調査、天気に対する人々の反応の関係性を視覚化したインフォグラフィックが「C°F」です。
CLEVER°FRANKE | Design for complexity |
http://www.cleverfranke.com/cf/en/index.php
C°Fはオランダ気象研究所によって公開された1年間の毎日の天気と、それに対するソーシャルメディアの反応の関係を表したグラフとなっています。
C°Fを作成したCLEVER°FRANKEはオランダのデザイン会社なのですが、毎年クライアントからの受注をストップさせてまで集中して取りかかるのがこのお天気カレンダーです。気合いが入ってます。
インフォグラフィックはこんな感じ。
放射状のグラフには、温度、降水量、日照時間、風のスピード、ウェザーレイティング(10段階の天気評価)、そしてオンライン上の天気に関するコメントの量が表示されています。
毎日のお天気と、ウェブサイトやソーシャルメディアから集めた71万4843個の天気に関するコメントをAi Appliedで分析した結果、次のようなことがわかりました。
人々は天気に対してポジティブな反応よりネガティブな反応を返すほうが多い。
3月と4月だけ天気に対してポジティブなコメントが多く、12月はネガティブなコメントが特に多い。
天気に関するコメントは平日なら朝の7時から8時とランチタイムが最も多く、休日は天気に関するコメントが少ない。
ソーシャルメディア上の反応と一番相関性があるのは日照時間であり、日照時間が長いほどポジティブなコメントが多い。
なお、このインフォグラフィックは実際に販売されており、大きさは縦100センチ×横70センチ、値段は27ユーロ(約2700円)です。
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