無料でバンクシーの映画「The Antics Roadshow」期間限定ネット公開中
覆面芸術家「バンクシー」が選んだ世界中のある意味、偉大なユーモアといたずらを繰り広げた人々を取り上げた映画「The Antics Roadshow(BANKSY presents バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑)」が期間限定でYouTubeにて公開されています(YouTubeは3月15日午前11時まで、ニコニコ動画では3月15日24時まで)。
最初に同じバンクシーによるドキュメンタリー映画の紹介予告編が流れた後、本編が始まります。
『BANKSY presents バンクシーの世界お騒がせ人間図鑑』<3/14限定配信> - YouTube
「2011年、英国では若者による暴動が発生」
「しかし常に暴動や略奪などで社会に迷惑をかけてきたわけではないのです」
「恩返しもしてきました」
謎の装置を作成中
「これはユーモアを武器に権力に抵抗した人々の物語です」
自転車+謎の装置
この装置はスウェーデンのアカイの作品
ギアが回転開始、ギャリギャリ
セットされたスプレー缶が動き出します
ぐいーん
ぷしゅー、ハレルヤとともに美しい虹の落書きが出現、「世界お騒がせ人間図鑑へようこそ」
というわけで、次々ととんでもない人物の紹介とそのインタビューが続くという内容です。1番手はこの人、レミ・ガイヤール。リアルマリオカートなどで有名な人で、過去にGIGAZINEでも記事になっています。
「昔から権力が嫌いでね」
「レミの投稿動画の閲覧数は数百万」
「誰かを怒らせたい時はゴルフ場へ行く」
ゴルフのクラブで滅多打ちにされる様子
「みんな僕が追いかけられ殴られるのを見たがる」
これは警察にタコ殴りにされているところ。
2番手はこの人、「立ち入り禁止の場所に入る者も」ということで、当時のイギリスのニュースが登場
「バッキンガム宮殿に男が侵入、女王の安全が脅かされ、警備体制を見直す必要が生じました」
「女王の寝室に男が忍び込んだと聞き、市民は驚きを隠せません」
これが侵入した張本人、30歳で無職のM・フェイガン
再現VTRもどきはこんな感じ、「宮殿の前を歩いていたら女王の生活を見たくなった」
「それで彼女と雑談でもしようとね」と話すのは今のM・フェイガンさん。このようにして「あの人は今?」のような感じでインタビューが挿入されて昔の当時を振り返るところが単なるおもしろ映像集と一線を画している部分。
「門を越え雨どいを伝って壁を上り、窓から侵入した」
「侵入を防ぐ仕掛けがいろいろあって」
「男は廊下を抜け絵画の間の前を通過」
「さらにコーギー犬の部屋も過ぎると、女王の部屋は目前に」
「女王の寝室とは思いもせずに、中へ入った」
「すると小さい人が寝ていたよ」
「女王にしては小さい人がやがて目を覚ました」
「彼女の目を見たが、暗くて女王だと分かるまで時間がかかった」
「詳細は省くがとにかく強い女性だよ」
「そこへ従者が現れ『1杯飲め』と言い、ウイスキーを注いでくれた」
「続いて警察が来たが、久々の現場で1人は失神、2人とも引退間際の刑事でね」
さらにこのあとも続々ととんでもない連中が登場、たとえばこれはアート集団「ヴォイナ」の場合
「2010年、権力への抵抗を表現するのに絶好の場を発見」
「おとりで警備の目をそらし、見事な連携プレーにより53秒でミッションを完了」
「作品を鑑賞できるのは跳ね橋が上がった時のみ」
「題して『警察に捕らわれしペニス』」
「元KGB本部を挑発するような格好に」
と、このようにかなり吹っ飛んだ人々の紹介がたっぷりと続きます。単純ないたずらの領域をある意味、突破しているケースばかりなので、見応えはかなりアリ。
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in 動画, 映画, アート, Posted by darkhorse
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