ソフトウェア

蒸気機関車が走るコマンド「sl」で本当にSLが走る「リアルslコマンド」


ファイルの一覧を表示するコマンド「ls」(list segmentsの略)を打ち間違えて「sl」とした際に、その愚かな過ちを猛省させるため、突如として目の前を蒸気機関車(SL)が駆け抜けていくというジョークコマンドが「sl」で、現在よく使われているものは東大准教授である豊田正史氏が作ったものです。

実際に動かすと以下のような感じになります。オプションとして「-l(小さくなる)」「-a(乗客が助けを呼ぶ)」「-F(空へ向かって走っていく)」というのも実装しており、さまざまなミスタイプに対応して、自らを戒めることが可能です。

sl command on linux - YouTube


そしてこのslをリアルで走らせたのが以下のムービーです。

リアルslコマンド - YouTube


「sl」と入力


Enterキーを押す


トーマス爆走


仕組みとしては入力をpythonで処理


XBEEZigBeeという省電力で低コストな短距離無線規格を簡単に利用できる製品)を使って通信


そしてArduino(アルドゥイーノ)を使ってコントロールしているわけです


オプションもちゃんと実装しています


逆走


高速走行


本家slコマンドと夢のコラボレーション


車掌のアナウンスが流れるモードが秀逸


また、ブラウザ画面上であらゆるサイトでSLコマンドを有効にする「SL.JS」というものもあります。

JavaScriptでSLを走らせる「SL.JS」を作りました [C!]

なお、このド派手なSLコマンドが登場する前のSLコマンドも味があるので、比較すると楽しげです。


log.utashiro.com: sl コマンド

そのうちトーマスが昇天するオプションも実装されるはずです。

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in ソフトウェア,   動画, Posted by darkhorse

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