ハードウェア

服をハンガーにかけたまま15分でシワ無し乾燥、シャープの新型洗濯乾燥機


洗濯物をいちいち干すのも面倒なので乾燥機機能付きの物を導入したものの、乾燥機にかけるとあらゆる衣類が混然一体となった固まりになってシワがついてしまい、頭を抱えてしまったことのある人もいるかもしれませんが、そんな日々の洗濯の悩みを解決してくれそうなシャープの新型洗濯乾燥機の発売が決定しました。

2011年9月15日発売となるシャープの洗濯乾燥機は、ハンガーにかけた衣類を洗濯機の中にセットすると、洗濯から乾燥までがそのまま行えるため、乾燥機を使ってもほとんどシワがつかない、かなり画期的なものとなっています。


プラズマクラスター洗濯機<ES-TX910/TX810>を発売 | ニュースリリース:シャープ

これが今回発売される新型の洗濯乾燥機。左側の1台が洗濯容量が9.0kgの「ES-TX910」、右よりの2台が洗濯容量8.0kgの「ES-TX810」。3台は洗濯容量以外の部分はおおむね共通で、乾燥容量は4.5kg、外形寸法は幅60cm×奥行65cm×高さ1m2cm5mm、重さは45kgとなっています。


「ES-TX910」はフタがゴールド系の色。


「ES-TX810」は色が2種類あり、これはピンク系のフタ。


シルバー系もあります。


この洗濯機には業界初の「ハンガードライ」機能が搭載されていて、付属のハンガーに衣類をかけたまま、シワやムラを抑えてスピード乾燥が可能。従来は温風を槽の中に閉じこめるために取りつけられていた内ブタをなくすことで、既存の機種と比較して約1.3倍の広い乾燥空間を確保する「ワイドマウス」の採用によって、このハンガーにかけたまま乾かすというアクロバティックな機能の搭載も可能になったということです。もちろんハンガーを使わず普通に乾かすことも可能で、高い乾燥性能を実現しています。


ワイシャツ1枚をたった15分ほどで乾燥させることができるため、急いで着たい服をさっと乾かすための機能と言えそうです。電気代もあまりかからず、「いざという時にあると便利な機能」といった感じ


また、シャープがこれまでも洗濯乾燥機に搭載してきた独自機能である「プラズマクラスター」は今回も健在。ハンガーにかけたままスーツなどのデリケートな衣類を除菌・消臭する「ハンガーリフレッシュ」機能もあるので、上記の「ハンガードライ」と使い分けるとかなり家事が楽になりそうです。


付属のハンガーは最大2つまでかけられる構造になっています。理想を言えば10枚くらい一気に「ハンガードライ」できて、そのままクローゼットにしまえる洗濯機があれば言うことはないのですが、いつか後継機でそういったものが出ないものでしょうか……。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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