Steamからゲーム史上最大規模の12TBものゲーム関連ファイルが流出

現地時間の2026年8月29日、Valveの運営するPCゲームプラットフォームであるSteamから、12TBのゲーム関連ファイルがインターネット上に流出しました。Valveが開発したゲームの内部ビルドだけでなく、大小さまざまなゲーム企業が開発するゲームのベータ版ビルドなども情報漏えいしてしまったことが明らかになっています。
Steam Just Suffered the Biggest Leak in Video Game History
https://www.polygon.com/steam-leak-valve-portal-2-beta-half-life-3-what-is/

Massive 12TB Steam leak reveals decades of unreleased games — archived files include unseen Half-Life 2: Episode 3 builds and assets | Tom's Hardware
https://www.tomshardware.com/video-games/pc-gaming/massive-12tb-steam-leak-reveals-decades-of-unreleased-games-archived-files-include-unseen-half-life-2-episode-3-builds-and-assets
Enormous 12TB Steam leak includes abandoned Half-Life 2: Episode 3 assets | The Verge
https://www.theverge.com/games/986552/12tb-steam-leak-half-life-2-episode-3
ゲームメディアのPolygonによると、今回流出したのは12TBのゲーム関連ファイルで、2003年から2013年の間にSteamにアップロードされたすべてのゲームの内部ビルドが含まれているそうです。なお、Valveはコンテンツ配信システムを独自のNCF(No-Cache File)およびGCF(Grid Cache File)形式のSteam2から、2013年3月に標準的なHTTPファイルツリーシステムのSteamPipeに移行しました。そのため、コンテンツ配信システムの移行が今回のデータ流出に関連している可能性が指摘されています。
この情報漏えいの影響を受けるのはPortalやHalf-LifeといったValve開発のゲームだけではありません。サードパーティーのゲーム開発会社がSteamにアップロードしたゲームベータ版ビルドなども流出しており、インターネットユーザーがCall of Dutyシリーズ、バイオハザードシリーズ、ソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズ、Mirror's Edge、Batman: Arkham Asylum、Dragon Age: Origins、SPOREなどの初期ビルドやファイルを発見しています。なお、ゲームによってはほぼ完成品と同じビルドが流出してしまったものもありますが、ほとんど何にもならないアセットしか含まれていないゲームも存在しており、被害の規模はゲームによってさまざまのようです。
以下の動画は今回の情報漏えいで流出したPortal 2の2010年ビルドで動作しているペンキガンを復元したもの。
Portal 2's paint gun is working in the leaked 2010 build.
— Max ¯\_(ツ)_/¯ 🔜 RDC26 (@MaximumADHD) August 30, 2026
Here's a functional restoration of it!#Portal2 pic.twitter.com/GvPplX7tao
12TBものデータが流出したため、Polygonは「今回のリークに含まれる情報量は膨大であり、現時点でリークに含まれるプロトタイプやリリース前コンテンツの量を把握することは不可能」と記しています。
これまでに最も多く発見されているのは、Valveが開発するゲームに関するファイルです。リリース版のゲームには収録されていないマップや開発初期に考案されていた武器のアイデア、未採用のキャラクターデザイン、未公開のゲームプレイ映像なども発見されています。
また、プレイヤーがパズルを解く際に時間を遅くする「バレットタイム」メカニズムを備えたPortal 2のビルド映像も発見されています。他にも、Portal 2の正規版に収録されなかったケイブ・ジョンソンのセリフなども見つかったおり、ファンの間で話題となっています。
Valveが開発を中止したHalf-Life 2: Episode 3で登場する武器が、Portal 2の流出したビルドの中でも登場しているそうです。
The Half-Life 2 Episode 3 weapon can be seen in the Portal 2 leak
— Half-Life Alyx NoVR (@HL_Alyx_NoVR) August 29, 2026
We never see what it does in that Episode 3 footage… pic.twitter.com/hcljUUFGqJ
他にも、Portalの世界を舞台とした未発売のゲーム「F-Stop」のビルドも発見されています。F-Stopはモデルや初期コンセプトから、カメラを中心としたメカニズムを持つPortal 2の亜種であることが示唆されています。熱狂的なValveファンはF-Stopの存在を長らく認知していたそうですが、具体的な詳細はほとんどなかったため、F-Stopは大きな謎として注目を集めてきたそうです。
なお、PolygonがValveに今回の情報漏えいについてコメントを求めていますが、記事作成時点では返答が得られていません。テクノロジーメディアのTom's Hardwareは今回の情報漏えいについて、「Valveは今のところこの流出を認めていませんが、このアーカイブにある最新の流出データでさえ13年以上前のものなので、おそらく社内で大きな問題にはなっていないでしょう」と報じました。
今回リークされた12TBのファイルを閲覧しているインターネットユーザーは、今回の事件が厳密にはハッキングや窃盗といった類のものではないと主張しています。Tom's Hardwareも、「今回の情報漏えいはハッキングやセキュリティ侵害によるものではなく、同社が旧来のインフラストラクチャのエンドポイントを一般公開したままにしていたため、そこから何者かが12TBのゲームコンテンツを抽出した結果起きたもの」と報じました。
Valveがより安全なシステムに移行する前に、同社の旧ストレージソリューションとして機能していた公開ウェブサイト経由でダウンロードされたという報道もあります。
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You can read the machine translated English article A massive 12TB of game-related files, th….







