梱包材のプチプチを覆面に使ったコンビニ強盗

by earthly images

ついつい指先で空気の入った部分をつぶしてしまう梱包材、いわゆる「プチプチ」を使って手作り覆面を着用し、コンビニ強盗に及んだ男が現れました。

Man robs store with bubble-wrap mask

オーストラリア・ゴールドコーストの警察が公開した犯行映像によると、コンビニ強盗の年齢は20～30歳とみられ、黒いジップアップパーカーとズボンを着用し、現地のコンビニ「Main Beach store」で犯行に及びました。

犯人を最も特徴付けているのがお手製の覆面で、梱包材、いわゆる「プチプチ」と呼ばれているものをぐるぐると巻き付け、目と鼻の部分に穴を開けて顔を隠していました。

防犯カメラに写っていた犯人。確かに「プチプチ」を顔に巻き付けていますが、顔を隠すにはやや不十分な印象も受けます。

ゴールドコースト警察のMark White巡査は、「覆面に使っていた梱包材は、犯行現場の100メートルほど先に駐車されていたトラックの荷台にあったものと見られていて、そこから適当に拝借して顔に巻き付けたのでしょう。強盗の手口自体も勢いに任せたものだったことから、犯人は行き当たりばったりで犯行に及んだと思われます」とコメントしています。

今のところ犯人は捕まっていないようで、警察は映像を広く公開するとともに、目撃情報を募っています。まったく計画した様子を感じさせない何ともいい加減な犯行ですが、早期逮捕はもちろんのこと、なぜあえて梱包材で覆面を作るに至ったのかなども聞き出したいところです。