試食

エスビーの夏限定「ゴールデンカレー バリ辛」、辛くはないがおいしいカレー


エスビー食品から2011年6月20日に発売される夏季限定の新商品「ゴールデンカレー バリ辛」が一足先に手に入ったので、早速パッケージの通りに作って食べてみました。

「ギネスにも認定されたハバネロを超える辛さ」というエスビー食品独自の唐辛子「SBカプマックス」を使用し、エスビー食品のカレーで辛み濃度が最大というこの商品、とてつもなく辛そうな気配が漂っていますが、果たしてその実態はというと……。


リリース/エスビー食品/新製品/ゴールデンカレー バリ辛

これが「ゴールデンカレー バリ辛」285円(税別)。「バリ辛」の文字が目立ちます。


裏面はこんな感じ。1皿分のカロリーは105kcal、表示されている分量で作った場合は290Kcalです。


側面にある辛味順位表。エスビー食品のカレーの中では「ディナーカレー(辛口)」と並び最高ランクとなっていました。


中身は特に変わったところはありません。


パッケージの裏面に記載されていた作り方とほぼ同じ手法で作っていきます。具材は玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジン、牛肉です。


まずはみじん切りにした玉ねぎを炒めます。


いい感じになってきました。


フライパンで肉を炒め……


続いて野菜も炒めます。


水、具材を鍋に投入して沸騰したらあくを取り、材料が柔らかくなるまで煮込んでからいったん火を止め、ルウを割り入れました。かなり赤みが強くて辛そうな感じ。


さらにかき混ぜながら弱火で煮込んで完成です。よく混ざったからなのか、赤みは消えていかにもカレーっぽい見た目に。


早速お皿に盛りつけていただきます。


「バリ辛」という響きに慎重になりながら一口食べてみました。まろやかな舌触りの中、香辛料らしいスパイシーさが味覚を刺激するものの、拍子抜けするほどに辛くありません。黙々と食べ進めると辛さが後からジワジワとやってきましたが、それでも我慢できないというレベルでは無く、むしろ辛さに弱い編集部員でも普通に食べられるほど。CoCo壱番屋の辛さが「普通」のカレーの方が辛いくらいでした。


とはいえ、カレーの味は実に上等で、しっかりとした黒コショウや複雑に絡み合ったスパイスの香りが抜群のアクセントとなって上品な仕上がりに。例えるならホテルやレストランで食べられるような、ちょっと高級感のあるカレーです。ほとんどのレトルトカレーを上回るレベルの味で、カレールーの中でもかなりおいしい部類ではないでしょうか。恐らく「うま味」を最重視した上で可能な限り辛く仕上げたのだと思われます。


「バリ辛」というわりに辛くなかったのは残念ですが、辛さとうま味を両立した味はカレーとしてかなり上等です。「とにかく強烈な辛さを!トウガラシのひりつくような熱い辛さが欲しい!」という辛党にはあまり向いていなく、「多少はスパイシーな辛さが欲しいけれど、食べられないぐらいに辛いのは勘弁」という人向け。万人向けとも言えそうです。


エスビー食品の辛味順位表の中で最高ランクだった「バリ辛」があまり辛くなかったために、同じく最高ランクの「ディナーカレー(辛口)」も食べてみることにしました。


辛味順位表の最高ランクに属しています。ちなみに、「バリ辛」はまだ発売前なのでこちらには記載されていません。


パッケージに記載されている通りの作り方で作業を進めます。


そして完成。玄米を使ったので、ちょっと見た目が黄色いかも。


結論から言うと、やはりこちらも辛くありませんでした。「バリ辛」の方がスパイシーな分だけやや辛いといった感じです。しかしながら、味の方はかなり上等で「バリ辛」よりもさらにホテルやレストランのカレーの味に近い印象。「エスビー食品のカレールーは辛さよりもうま味を重視している」という結果となりました。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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