「七夕料理がなければ創ればいいじゃない」、「揚げいなり」「そうめんバイキング」など自由すぎる創作料理いろいろ

今日から6月に突入したばかりですが、早くも来月の行事「七夕」を先取りしているブースを第14回 FABEX 2011会場にて発見しました。
お正月ならおせち、ひなまつりならひなあられなど、行事にはつきものとなる料理が設定されているものですが、七夕は短冊に願い事を書く風習が先行していて、全国共通となるような定番料理はありません。そこに目をつけたのか、「揚げいなり」「そうめんバイキング」「星見団子」など、七夕をテーマにしたさまざまな創作料理を披露していました。
34種類ものバリエーションが展開された、創作七夕料理の内容は以下から。リョーショクのブースは6月1日であるにもかかわらず、七夕モード全開です。


竹にいくつも短冊がぶら下がっていましたが、特に願い事が書かれているような形跡は見受けられず。


七夕を特集しているのはこれから夏にかけて励行されるであろう節電を、イベントを楽しみながら行っていこうという提案でもあるようです。


まず最初に登場したのはそうめんバイキング。仙台などでは七夕にそうめんを食べる風習があると言われています。

氷を使った涼しげなディスプレイ。カップにつめてあるそうめんをここで受け取ります。

そうめんには5種類の選べるつゆの中から好きな物を選んでかけます。奥はあたたかいつゆで、左側からカレーつゆ、チゲつゆ。手前は左からトマトつゆ、胡麻だれ、醤油つゆ。

トッピングは錦糸卵、ツナ、刻み穴子、きゅうり、ミニトマトの中から好きな物をチョイス。

薬味もバラエティー豊かに取りそろえられています。

別のコーナーには、夏を涼しく乗り切るためのメニューがずらりと並んでいました。

まずは辛さで夏を乗り切るコンセプトの「激辛天国」シリーズの「チキンバスケット」

「韓国風ビビンそうめん」、「パリパリそうめん 麻婆あんかけ」

「あぶり焼きピリ辛チキンのそうめんカレー」、「そうめんチャンプル」

「夏野菜たっぷり レッドHOTチキンカレー」

続いて、涼しげなメニューが並ぶ「涼食天国」から「盛岡冷麺風そうめん」、「盛岡じゃじゃ麺風そうめん」

「バジルトマトの冷製そうめん」「タイ風サラダそうめん」

「5種の薬味のにぎり寿司」「おろし立ての本わさびのにぎり&そうめん」

打って変わって、こちらはバリエーション豊かないなり寿司。

油揚げの色を食材で染め変えた「七福七夕いなり」

肉が好きな人のために作られた「男いなり」

巨大いなり寿司はあまりに大きすぎて、何も知らずに見たらちょっと何なのか分からないような形状に。

茨城県・笠間市の名物である「笠間いなり」

「山菜おこわいなり」

「こだわりの極みいなり」

揚げをジューシーに仕上げた「釜揚げいなり」

そしてこれが問題のいなり寿司を天ぷらにした「稲天」

油揚げがさらに油をまとう形になっていて、見た目は普通の揚げ物ですが内容を知っていると戦慄してしまいます。

「稲天」には「稲天 おこわ」、「にらたれ七味稲天」といった中身の他に、「おはぎ」という種類がありました。実物を見ることはかないませんでしたが、おはぎはさすがにいなり寿司とは別枠なのでは……。

油揚げを短冊状に切ってにぎり寿司のようにして出す「握りいなり」。ゆず、抹茶、梅、生姜、黒糖、唐辛子、りんごという7種類の味が用意されていました。


各地の日本酒の試飲もありました。

まるで金魚すくいのような小型のプールのようなものが。流れているのは折り紙風のビニール袋でつつまれたフルーツポンチです。

フルーツポンチはお皿に盛った状態だとこんな感じ。

ラストに、七夕を迎えるにあたってみんなで食べられるオードブルやお菓子の詰め合わせが多数用意されていました。

手まり寿司が女性らしい「星見オードブル 織姫」。月見の対義語のような形で「星見」という言葉を使っています。

揚げ物たっぷりの「星見オードブル 彦星」

「星見オードブル 流れ星」は1人の晩酌にちょうどよさそう。

「星見オードブル 天の川」は2~3名用でしょうか。

ここからはお菓子。「星見菓子セット~葵~」

「星見おはぎ 彩々」

「星見菓子セット~萌黄~」

「星見団子」

「星見菓子セット~茜~」

「星見水まんじゅう 彩々」

「星見団子 彩々」

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