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寝ている見知らぬ女性と性交した男性、レイプだと訴えられるも「自分の彼女と間違えた」という主張で無罪に


イギリス・サリーのホテルに宿泊していた女性に泥酔した状態で襲いかかり、性行為に及んだ男性が裁判の結果無罪判決を受けました。

男性は同じホテルに宿泊していて、自分の部屋と間違って別の部屋に侵入、そこで眠っていた女性と行為に及びました。彼のガールフレンドとその女性とは年格好も髪の色もまったく異なったようなのですが、なぜこのような主張がまかり通ってしまったのでしょうか。


事のあらましは以下から。Waiter cleared by rape jury said he thought I was his BRUNETTE girlfriend | Mail Online

宿泊していたホテルのベッドで寝ていたら見知らぬ男にレイプされてしまった女性は、間違ったベッドに入ってしまったと主張した容疑者が、レイプに関して無罪判決を言い渡されたことに強い疑念を持っています。

Haydor Khan氏(22)は泥酔していたため、Joanne Freemanさんと性交に及ぶまで、相手がガールフレンドだと思い込んでいて、ホテルの部屋を間違えてしまったことにも気づいていなかったとのことです。被害に遭ったFreemanさん(39)は、相手の男の彼女であるNicola Woodさん(19)と自分が間違えられたのかどうにか理解しようとしましたが、Freemanさんは小柄で髪の色はブロンド、一方Woodさんは長身で髪の色はブルネット、そして年齢差もあり、ほとんど共通点は見あたらなかったようです。

Haydor Khan氏とNicola Wood(19)さん。


Khan氏は、暗い室内でFreemanさんの顔を一瞥したその時まで、自身の失敗についてまったく気づいていなかったと語りました。裁判所で行われた供述によると、彼が人違いに気づいた時に感じたのは、罪悪感ではなく、こんな感想だったそうです。「くそ、何てこった。母さんくらいの年の女とやってるじゃないか」。そんな発言をしたKhan氏は、レイプの罪に問われることなく、2週間ほど前に無罪放免となりました。

2児の母でもあるFreemanさんは、この事件について匿名報道される権利を自ら放棄して「事件の夜、覆いかぶさってきた男の顔がどうしても忘れられません」とコメント。今回の判決に屈辱を感じていて、とても恥ずかしい思いをしたとも付け加えています。「記憶からあの晩の記憶を消すことができたらと思うのですが、どうしてもできないんです。私と彼のガールフレンドにはまったく共通点がないのに、どうして混同したのかが理解できません。それに彼がまったく後悔しておらず、彼の母親と同年代の私と行為に及んだことに拒絶反応まで示しています。でも、いきなり部屋に入ってきて私が眠っている間にレイプされて、非常に不快に思っているのは私の方です」

苦しい胸の内を語ったFreemanさん。


Khan氏は、事件のあった夜、ガールフレンドとベッドを共にすることを約束していたのですが、彼女の体調が思わしくなかったのでやめになったと、ギルフォード刑事裁判所にで発言しました。その後、真夜中に彼はシャワーを浴び、泥酔した状態でFreemanさんの部屋へ間違って入ってしまったということです。また、Khan氏はFreemanさんがさも「ガールフレンド」が同意の上で行為に応じてくれていると誤解させるようなやり方で触れてきたとも発言しました。

Freemanさんは「私が目を覚ますと、彼は私の上にのしかかっていました。その晩は部屋がとても寒くて服をしっかり着込んで眠りについたはずなので、彼は私の服をすべて脱がせたに違いありません。何が起こっているか気づいた時、緊張感がはりつめて体が凍ったようになりました」と事件当時の状況を語りました。Freemanさんは、一度眠ると熟睡してなかなか起きない傾向があり、Khan氏が行為に及ぶまで目が覚めなかったようです。

Freemanさんの上に馬乗りになっていたKhan氏は不意に動きを止めて行為を中断し、何も言わずに部屋を去りました。彼が去った後、Freemanさんはとにかく誰か助けを呼ぶ必要を感じ、服をひったくるようにして、夫の寝室へ走りました。「ねえ起きて、レイプされてしまったの。」そう口にしたことで改めて状況を理解して、Freemanさんは涙があふれ出てくるのを止めることができなかったそうです。

警察に通報したことで、Freemanさんの破壊された携帯を靴下の中に入れていたKhan氏はガールフレンドの寝室で逮捕されました。なぜ携帯を持っていたのかという問いに関して、自分の服を拾い上げた時に偶然手に取っただけだと説明。この事件の際、Khan氏が避妊具を使用した形跡はなく、Freemanさんは性感染症の不安にもさらされることになりましたが、幸い彼女は何の病気にも感染していませんでした。

Freemanさんは「あの晩何が起こったか、まったくの他人である陪審員に伝えるのは本当に耐え難かったのです。あの一件は私たち家族みんなを打ちのめしました。父は悲しみに暮れ、娘は裁判が閉廷するまで外出を控えなくてはなりませんでした」と語り、今回の判決に関して、自殺したくなる程のつらさに襲われたとも付け加えています。

この記事では取材に応じたFreemanさんの主張が多く掲載されてはいるものの、それでもやはり状況から考えてKhan氏が一切の罪に問われないというのはどうにも腑に落ちないものがあります……

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in メモ,   Posted by darkhorse_log

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