モサドのスパイの疑いがあるハゲタカが捕まる
by PAL1970
「モサド」ことイスラエル諜報特務局には約2000人が所属し、情報収集や秘密工作、さらには要人の暗殺まで請け負っています。
そのモサドがスパイとして用いていたというハゲタカが、サウジアラビアで捕まりました。
一体どんなハゲタカだったのか、詳細は以下から。
Saudi Arabia captures Israeli 'spy vulture' - Telegraph
サウジアラビアのセキュリティサービスは、テルアビブ大学の識別コードタグとGPS発信器をつけられたハゲタカを捕まえました。
アラビア語圏ではウェブサイトやフォーラムで「これはシオニストがスパイ活動のためにハゲタカを訓練して送り込んできたのだ」という意見が多数出ており、ハゲタカはサウジアラビア国内の情報を集めるため、イスラエルから送り込まれたモサドのスパイだと認識されているようです。
これに対してイスラエル当局は「鳥の行動は悪気があってやったものではなく、発信器などはハゲタカがどこに移り住むのかを調査していたため」と説明しており、イスラエルのHa'aretz紙は「ハゲタカはウイルスを持ち込んだために捕まった」とその逮捕を報じています。
歴史的に因縁のある国同士だからこそ、仮に本当であっても疑いの目を向けてしまうのは仕方がないのかも知れません。
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