GIGAZINE10周年記念書籍「未来への暴言」が完成、12月7日発売決定
これまでも毎月末のアクセス解析記事でちょこちょこと告知していたGIGAZINE10周年記念書籍の件ですが、タイトルは「未来への暴言」、発売日は2010年12月7日(火)、価格は税込1575円ということに決定しました。
未来への提言と言うにはあまりにもあまりな中身なので、「未来への暴言」というわけです。GIGAZINEを運営する中で、GIGAZINEという窓を通して覗いてみた過去・現在・未来のインターネットと世界の形について書いたつもりです。
とりあえず目次がどのような感じになっているのかという詳細は以下から。
Amazon.co.jp: GIGAZINE 未来への暴言
http://www.amazon.co.jp/dp/4023308714
◆layer01:「Knowledge Is Our Power」知識は我らの力なり
◆layer02:専門バカvsオタクの構図「専門バカになるな、オタクになれ」
◆layer03:「理性・知性・感性」のバランス
◆layer04:インターネットは「悪魔の道具」か「天使の羽根」か
◆layer05:YouTubeのみが真の「破壊的ビジネスモデル」
◆layer06:「個人の力の最大化」=「インターネット」
◆layer07:「フリー」のその先、無料戦略の次
◆layer08:ファンがパトロンになる「パトロンモデル」成立への道
◆layer09:しかるべき場所にしかるべき人を、職業選択の最適化
◆layer10:入試の時にパソコン持ち込み可・インターネット可であれば大学の教授はどういう問題を作るのか?
◆layer11:「文明社会でのサバイバル」を教えるのが学校
◆layer12:好きなことをしてメシを食う時代の到来
◆layer13:10人中9人に嫌われてもいいから残りの1人に興味を持ってもらう
◆layer14:著作権という概念の崩壊、ファイル共有ソフトは最終局面に
◆layer15:量から質が生まれる、大量にならなければ高品質にはならない
◆layer16:超少額決済システムを握ったところが最終的な勝利者に
◆layer17:インターネットの規則を考えるというのは世界の規則、世界のルールを考えるのと同じ
◆layer18:みんなのルールを決めるのは「政治家」ではなく「サイレントガーディアン」に
◆layer19:旧世代と新世代のかつて無いレベルの「激突」
◆layer20:インターネット上に出現する国家のカタチ、領域・人民・権力
◆layer21:結論:「無料であるものに対価を払う」という時代
目次にそれぞれ「layer(レイヤー)」と書いてあるのは、GIGAZINEを始めるきっかけになり、なおかつ影響を与えたいくつかの作品の中から、特に思い返してみると「lain」の影響がやはり個人的には一番大きかったため、その意味も込めています。
なお、この書籍ができるまでの経緯(すさまじい紆余曲折と混迷の末になんとかここまでたどり着いたという感じ、関係者の皆様には厚く御礼申し上げます)やどういう意図でこの書籍を書いたのか(この目次を見るだけでわかる人にはわかるかもしれません)という中身なども、無事に何事もなければ記事化して公開予定です。
お楽しみに……。
2010/11/30 22:09追記
Amazonで過去24時間で最も売上が伸びた「本のヒット商品」でGIGAZINE10周年記念本「未来への暴言」が1位に入りました、購入してくれた方々、ありがとうございます!
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