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ソニーの新型スマートフォン「Xperia X12」とされる写真が一挙公開、最新のAndroid「Gingerbread」に対応へ


11月10日に「ANZU」というコードネームで開発中の新型Xperiaにあたる「Xperia X12」の写真が流出したことをお伝えしましたが、数多くの写真が一挙に公開されました。

「Xperia X12」は「Android 2.3」または「Android 3.0」として知られる最新バージョン「Gingerbread」に対応しており、画面の大きさやカメラ面などでのスペックアップが確認できますが、意外なモデルであることが判明しています。

詳細は以下から。
Mobile-review.com First look. Sony Ericsson Anzu - X12

このブログによると、ソニーグループの携帯電話メーカー、ソニー・エリクソンはスマートフォン「Xperia」シリーズの最新モデルとなる「Xperia X12」を「ANZU」のコードネームで開発しており、2011年1月ごろにリリースする予定だそうです。


Xperia X12は発売当初「Android 2.2(Froyo)」をサポートしており、2011年の晩夏に「Gingerbread」にアップデートされる予定であるとのこと。「2011年の晩夏」というと若干遅いように聞こえなくもありませんが、数多くの他社製ハイエンドスマートフォンに先駆けてアップデートされることになる見通しです。

これが「Xperia X12」です。4.3インチのマルチタッチディスプレイを採用しています。


電源を入れたところ。


デバイス名に「anzu」の文字。


ホーム画面。試作機であるため、ソニー独自のユーザーインターフェースが搭載されておらず、非常にシンプルです。


背面


カメラの画素数は1200万画素で、HD動画撮影に対応しているとみられています。


HDMI端子を搭載


本体上部にはmicroUSB端子およびもヘッドホン端子。


実際にブラウジングしているところ


設定画面


試作機にインストールされたAndroidのバージョンは2.1。


クアルコムのプロセッサを搭載。


プロセッサの詳細。なんと現行モデルのXperia(Xperia X10)が採用している1GHz駆動のスマートフォン向けプロセッサ「Snapdragon QSD8250」よりも低いクロック数となる、最大800MHz駆動の第2世代Snapdragon「MSM7230」を採用しています。


最小クロック数は122MHz。


クロック数が低いとはいえ、最新鋭のSnapdragonプロセッサを採用している「Xperia X12」ですが、位置付けとしては普及価格帯のモデルとなる模様。つまり別途「Xperia X10」の後継にあたるハイエンドモデルは開発されている可能性が考えられるということでしょうか。

ちなみにAndroid 2.2以降のバージョンを採用したAndroidスマートフォンは、NTTドコモのLG製スマートフォン「Optimus chat L-04C」のようなエントリーモデルであってもサクサク動作していたことを考えると、快適に動作する普及価格帯のスマートフォンを積極的にリリースするという考え方は間違っていないのかもしれません。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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