まぶたのたるみがひどすぎて目が見えなかった犬、フェイスリフトにより見えるように
血統書付きのシャー・ペイの子犬Mollyは、シャー・ペイの特徴である皮膚のたるみが顕著すぎて、まぶたの上の分厚いだぶついた皮により生まれたときから目が見えない状態だったのですが、フェイスリフト(人間の美容のためのシワ取り手術と同様の手術)により、生後1年にして初めて目が見えるようになったそうです。
詳細は以下から。Dog regains sight thanks to face lift - Telegraph
Pedigree dog has 'extreme' facelift that allows her to open her eyes and see for the first time | Mail Online
眼瞼内反症という、まぶたが目にこすりつけられ、痛みを伴う病気を持って生まれたMolly。人間の美容のためのフェイスリフトと似た2つの手術を経て、生後1年目にして初めて自分のまぶたの外の世界を目にすることができました。
先週この手術を行った獣医師のRichard Marks氏は、Mollyはこれまでに見たなかで最も重度の眼瞼内反症だったと語っています。
「わたしがやったことは、平たく言えば、エキストリームなフェイスリフト手術です。まぶたの皮膚を取り除き、残った皮膚を後頭部に縫い付けたのです。極端な方法のように聞こえるかもしれませんが、そのまま放置していれば、Mollyは完全に視力を失っていたでしょう」と語るMarks氏。Mollyの状態は近親交配の結果だとして警告もしています。「Mollyは、病気の犬の同士をを交配させる品種改悪の結果です。犬の健康ではなく見た目を重視した交配によって、Mollyのような犬が生まれるのです」
術後のMollyはこんな感じ。お目々ぱっちりに生まれ変わっています。
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