格安の液晶テレビやデジタルチューナーなどでおなじみのダイナコネクティブが自己破産へ
4750円の地デジチューナーや実質3万円台の32インチ液晶テレビなど、格安のデジタル家電製品でおなじみのダイナコネクティブが自己破産することが明らかになりました。
詳細は以下から。
大型倒産速報 | 帝国データバンク[TDB]
帝国データバンクによると、ダイナコネクティブは10月12日付で事後処理を弁護士に一任し、東京地裁へ自己破産申請の準備中だそうです。
同社は2002年6月に設立された独立系の映像機器メーカーで、設立当初は台湾・韓国・中国の家電メーカー製品の輸入を行っていましたが、2004年から自社ブランド「Dawin(ダ・ウィン)」を展開し、低価格帯の液晶テレビや液晶モニタ、地デジチューナーなどのデジタル家電の販売を手がけていたとのこと。
2008年5月期の年売上高は約151億3000万円を計上していましたが、2009年11月にイオンに納入していた18.5インチ液晶テレビの一部において、電源ボードに使用した部品に不具合品が混入したことで発煙したため、返品が相次いで資金繰りが急速に悪化し、今回の事態に陥ったとされています。
ダイナコネクティブの公式ページは以下から。
Dynaconnective
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