なだぎ武がマジンガーZになりきってロケットパンチを発射

「TAMASII NATION 2010」はただのフィギュア展示イベントではなく、タッチ＆トライのコーナーもあるのですが、今回特に目立っていたのが「マジンガーZ体験コーナー」。これは、自分がマジンガーZになりきってロケットパンチを発射している気分になれるというもの。

内覧会では、スペシャルゲストとして芸人のなだぎ武さんが登場し、マジンガーZで兜甲児役を演じている石丸博也さんのモノマネをしながら「ロケットパーンチ！」とパンチを放っていました。

なだぎさん＆バンダイ上野社長によるロケットパンチは以下から。

TAMASHII NATION 2010

AKIBA SQUAREの「TAMASII NATION 2010」会場内の特設コーナー。

今からなだぎ武さんとバンダイの上野和典社長がロケットパンチを撃ちます。

撮影されながら「もういいかな、腰が…」と呟く上野社長。この姿勢は腰に来るそうです。

なだぎさんの番。まずマジンガーの腕を装着。

ロケットパンチとドッキング。

なぜか「アイアンカッター！」と兜甲児風に叫ぶなだぎさん。この前は「ロケットパーンチ！」と叫んでいました。ちなみに、アイアンカッターはロケットパンチの強化版で、腕の左右から刃が飛び出します。

YouTube - なだぎ武の「アイアンカッター」


気合いの入った表情。これなら機械獣を倒せそうです。

ちなみに、なだぎさんは8月まで放送されていた「仮面ライダーW」で刑事・刃野幹夫役を演じていました。レセプションの時には、そのことなどに触れて軽くインタビューが行われました。

仮面ライダーW(サイクロンジョーカー)を手に質問に答えるなだぎさん。

Q：
「仮面ライダーW」に出演が決まったとき、どう思いましたか？

なだぎ：
「ついに変身するときが来たか」と思いましたね。最初に仮面ライダーに出ると聞いて「年齢が年齢だけど……アラフォーライダーをやるとは東映も思いきったな」と思ったんですが、よく聞いてみたら刑事役でした。でも、仮面ライダーシリーズに出られるということで、嬉しかったです。

Q：
ものまねのレパートリーの中には仮面ライダーを演じた藤岡弘、さんもありますが。

なだぎ：
やっぱり仮面ライダー1号というのは憧れの存在ですから。以前、藤岡さんと話をする機会があって、何かくれるというのでコーヒーを出してもらえるのか(注：藤岡さんはコーヒー通で有名)と思ったらフィギュアで、「ああ、仮面ライダーのフィギュアをくれるのか」と思いきや藤岡さんフィギュアだったということがありました(笑)

Q：
約1年間にわたる撮影期間で、なにか思い出話などはありますか？

なだぎ：
部下を演じる中川真吾くんといつも一緒だったんですが、ほとんどワンポイントしか出番がなくて……監督から「アドリブを入れてもらっていいですよ」と言われたので色々とやってみましたが、本編では見事にカットされていました。現場では「もっとやってくれよ」と言われていたので、オンエアを見たときは泣きそうでしたよ(笑) DVDの特典映像になれば、と思ったら、それもないらしくて(笑) もっと出たかったな、と思いますね。

Q：
ちなみに、子どものころから好きな超合金とかはありますか？

なだぎ：
マジンガーZとかが好きで、子どものころ母親に泣きついて買ってもらっていました。スーパーロボットだとコン・バトラーVとか、ライディーンとか、イデオンとか、ザンボットとか見ていて、そのたびにおもちゃを買ってもらっていましたが……やっぱりマジンガーですよね。僕らのころは腕がこう上下に動くだけだったり、ロケットパンチが出せたりするぐらいでしたけど、最近の超合金はむちゃくちゃ動くのでびっくりしています。

マジンガーの進化に驚くなだぎさん。

Q：
会場を見ていかがでしたか？

なだぎ：
子どもを喜ばすだけではなく、大人が楽しむものにもなっているな、おもちゃも成長しているなと思いましたね。ここまで来たか、と。

Q：
気になったコーナーはありましたか？

なだぎ：
仮面ライダーですね。「W」を放送していたとき、子持ちの芸人さんたちがよく見ていて「変身ベルトをもらってきてくれ」と頼まれたんですが、ベルトが売れすぎていてもらえなかったんですよ。いずれ渡すから……と言われたまま、終わってしまいました。最終回の打ち上げで「持ってきたよ！」と言われたのでやっともらえるのかと思いきや、てれびくん付録のガイアメモリだったということも(笑) Wはとにかく売れに売れていて、「なだぎくん、無いんだよー」って嬉しそうに言われたのが印象深いですね(笑) 人気のライダーになって、嬉しい限りです。

「ぼくは昭和の超合金世代ですが、超合金もどんどん進化を遂げているので、来場した人はそのSHINKAを楽しんでいただければと思います」となだぎさん。

ぜひ、会場で兜甲児風に「ロケットパーンチ！」と叫んでみてください。