メモ

アメフトのヘルメットとプロテクターはどのように進化してきたのか

by Andy Lederer

日本で人気の高いスポーツといえば野球やサッカーですが、アメリカでは何と言ってもアメフトが人気。アメフト最大のプロリーグNFL(National Football League)は北米の4大プロスポーツリーグと言われるMLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)を凌ぐ人気を誇っています。

アメフトの原型はイギリスから紹介されたフットボールで、やがてラグビールールに近いものが導入され、1874年に現在のような形式になりました。ハードなプレーゆえに負傷者も多く、1930年代には廃止の気運が高まったのですが、時の大統領フランクリン・ルーズベルトによって防具整備やルール改定で生き残っていくことになりました。

そんなアメフトのヘルメットやプロテクターの進化の歴史を辿ってみます。
The Evolution Of NFL Protective Gear | NFL Injury Report

アメフト初のプロゲームが開催されたのは1885年だそうなので、その歴史は実に125年にもなります。その間、装具はどんどん改良が重ねられてきました。というのも、アメフトは野球やバスケなどのスポーツに比べて体の接触が多い非常にハードなスポーツなので、どうしても負傷者が絶えず、中には死亡するケースもあったためです。現在のルールでは、ヘルメット、ショルダーパッド、ニーパッド、サイパッド、ヒップパッド、マウスピース、ユニフォームの装備が義務づけられており、不備があると反則になります。

ごく初期の装具。まだヘルメットはなく、パッドもそれほど多く入っていない感じ。


1896年に最初のヘルメットが開発されましたが、1905年には1年間に19人が事故で亡くなったそうです。


長らく革製ヘルメットが使われていましたが、1939年にプラスチック製ヘルメットが開発されました。


40~50年代のユニフォーム。プラスチック製ヘルメットの登場でほぼ見た目は現在と同じになったようです。


60~70年代。ヘルメットのフェイスガード部分がかなり進化しています。


2002年にはヘルメットの側面が伸びて、より顔面を保護できるような形になりました。


一覧画像はこちら。かなり横長です。


これほどの肉体を持つ選手達がぶつかり合うのだから、危険なのは当然のこと。エキサイティングである一方で安全性も保証するというのは、なかなか大変なことですね。

by The Brit_2

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in メモ, Posted by logc_nt

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