印象派の油彩のような、ゆらめく水面に反射する木々をとらえた美麗な写真

一見絵画のようにも見えるこれらの画像は、カナダ人のグラフィックデザイナーDenis Collette氏が撮影した自宅近くの川や湖の水面に映る木々の写真です。

まぶしい新緑から赤や黄色に色づいた秋の樹木まで、晴天や曇り空、夕暮れ時などの多様な光の中で撮影された木々に、水面のさざ波が、画家の筆遣いのような、時には絵の具を指でぼかしたような効果を与えています。

詳細は以下から。The impressionist reflections that have caused ripples in the art world | Mail Online

これらの写真は、ケベック州Pont-Rouge在住のDenis Collette氏（63歳）が自宅近くの湖畔や川辺で撮影したもの。

被写体は水面に映り込んだ空と雲、樹木や草、野生の花などです。

見事に色づいた紅葉。

こちらは新緑でしょうか。

スーラやゴッホの作品の細部を拡大したものと言われても信じてしまいそうです。

Collette氏はこれまでに数千枚もの水面の写真を撮影したそうですが、すべて独特で、ひとつとして同じものはないと語っています。

作品は毎日のように朝と夕に湖畔や川沿いを散歩する際に撮りためたものとのことです。

「川は時に荒々しく、近づき難いものなので、多くの写真はズームを使って撮影しています」と語るCollette氏。同じ場所の水面に映った同じ木を撮っても、その日の風や光、水の流れや水位などにも左右され、まったく違った作品となるそうです。

「さざ波により、写真はゴッホやターナー、リオペルやモネの絵画のように見えたり、水面に反射した木が動物や魚、女性のように見えることもあります」とのこと。

このほかにもDenis Collette氏の作品はFlickrで多数公開されています。

My waterbox...!!! - a set on Flickr