銃弾が水滴や電球を貫く瞬間をハイスピードカメラでとらえた美麗な写真
水面に滴を落とし、高速の弾丸が跳ね上がったその水滴を貫く瞬間をハイスピードカメラで撮影したオランダ人の写真家Alexander Augusteijn氏による緊張感漂う作品を紹介します。
作品はフォトショップなどで加工したわけでも、何か特別な撮影のコツがあるわけでもなく、ひたすら試行を繰り返しタイミングを計算することによって撮影された、忍耐と情熱の結晶とのことです。
詳細は以下から。The Amazing High Speed Bullet Photography of Alexander Augusteijn
弾丸が水を貫く瞬間。
過ぎ去ったあと。
水の上に載ったビー玉のように見えるのも水滴です。
写真家のAugusteijn氏は銃やカメラのシャッター、フラッシュをコンピュータ制御して撮影を行うとのことですが、最適なタイミングをつかむには実験を繰り返し、時には数百回の試行の後に初めて使いものになる写真が撮れるようになるそうです。その数百回の試行のたびに、こぼれた液体や銃弾を受けて飛び散った破片などを片付ける必要もあり、非常に根気の要る作業です。タイミングをつかんだ後は、大抵の場合2枚に1枚は使える写真が撮れ、10枚に1枚は興味深い作品が撮れているとのこと。
このほかにもAlexander Augusteijn氏のサイトでは、弾丸シリーズや液体シリーズなど、ハイスピードカメラで撮影された美麗な作品を多数見ることができます。
電球を貫く銃弾はBulletsシリーズから。
イチゴが牛乳に飛び込む瞬間を写したこちらはLiquidsシリーズから。
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