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「HTC Desire」が「Android 2.2」にアップデートへ、動作速度向上やFLASH、S!メールなどに対応


有機ELディスプレイの供給不足から「HTC Desire(X06HT)」の販売が打ち切られ、現在は有機ELに匹敵するグラフィック性能と、さらなる低消費電力を実現したソニー製の最先端液晶を採用した「HTC Desire X06HTII」がソフトバンクモバイルから販売されていますが、両モデルともOSのバージョンが現在のAndroid2.1からAndroid2.2にバージョンアップすることが正式決定しました。

また、従来対応していなかったFlash 10.1やHD動画の撮影への対応に加えて、S!メールにも対応するとされており、ますます使い勝手が向上することになります。

詳細は以下から。
「HTC Desire」向けに最新のAndroid 2.2を提供
~最新のプラットフォームでS!メール(MMS)も利用可能に~


ソフトバンクモバイルのプレスリリースによると、2010年10月上旬以降にAndroidスマートフォン「HTC Desire SoftBank X06HT」および「HTC Desire SoftBank X06HTII」に対して、Android 2.2へのアップデートを提供するそうです。


アップデートは無料で提供され、Flash 10.1やHD動画の撮影、Androidマーケットでアプリケーションの一括・自動アップデート、アプリケーションをmicroSDカードへの保存などに対応するほか、「HTC Desire」でS!メール(MMS)を利用可能にする専用アプリケーション「SoftBankメール」を、Androidマーケットを通じて無料提供するとのこと。

これにより、「HTC Desire」に機種変更後も「・・・・@softbank.ne.jp」「・・・・@x.vodafone.ne.jp」などのアドレスがそのまま利用できる上に絵文字の送受信も可能となるほか、「SoftBankメール」の提供開始後も随時バージョンアップを行うことで、機能の向上を図るとされています。

ちなみにAndroid2.2は「Dalvik JIT」というコンパイラを採用することで、従来の2~5倍にあたる高速動作が可能になるほか、ブラウザに採用された「V8 JavaScript エンジン」によってJavaScriptのパフォーマンスも2~3倍向上するため、全体的に動作速度が向上するところも大きな特徴となっています。

HTC Desireの公式ページは以下。

HTC Desire SoftBank X06HTII | ソフトバンクモバイル


それはそうと、Android2.2の大きな特徴の1つに「スマートフォンを無線LANルーター化して、あらゆる無線LAN機器で通信できる」という機能がありますが、ソフトバンクモバイルはiPhoneをモデム代わりにして通信できる「テザリング」機能をサポートしていないことを考えると、やはりサポートしない予定なのでしょうか……?

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by darkhorse_log

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