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Androidスマートフォン「HTC Desire X06HTII」はソニーの最先端液晶を採用して性能向上、品薄も解消へ


品薄が続いていたAndroidスマートフォン「HTC Desire」に代わって、ディスプレイが有機ELから液晶に変更された「HTC Desire X06HTII」が発売されることを先日お伝えしましたが、新たに採用されることになった液晶ディスプレイの詳細が明らかになりました。

これまで採用してきた有機ELディスプレイを上回るメリットをもたらすほか、端末の安定供給を実現するそうです。

詳細は以下から。
HTC Introduces SLCD Display Technology To Its Portfolio

HTCのプレスリリースによると、同社が製造している「HTC Desire」や「Nexus One」をはじめとしたスマートフォンのディスプレイについて、新たにソニー製の「Super LCD display(SLCD)」を採用し、今夏から発売することを決定したそうです。


「Super LCD display」は、HTCがこれまで「HTC Desire」に採用していたSamsung製の有機ELディスプレイの問題点だった「供給数の少なさ」という問題をクリアしており、端末の安定供給を実現するとのこと。

なお、どうしても気になる表示性能についてですが、「Super LCD display」は初期の液晶ディスプレイと比較して約5倍にあたるグラフィック性能を誇り、今まで採用されていた有機ELディスプレイに匹敵するグラフィック性能を実現しているだけでなく、消費電力がさらに低減されています。

また、自然のバランスのとれた色合いや高いコントラスト、広い視野角を実現するソニー独自の技術「VSPEC III」を「Super LCD display」に採用することで視認性が向上しているため、従来の有機ELディスプレイ採用モデルの弱点だった直射日光下での活躍を期待できそうです。

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in モバイル, Posted by darkhorse_log

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