何もない草原に巨大なミーアキャットのワラ人形が出現
日本でワラ人形と言えば、夜な夜な神社で釘を打つ「丑の刻参り」のイメージがありますが、イギリスではワラを積んで作った巨大な物体を毎年作っている人がいるとのこと。ミーアキャットはかわいいのですが、これだけ巨大だとかなり不気味な雰囲気となっています。
詳細は以下。
Hay, it's simples! Farmer builds 36ft meerkat sculpture from bales of straw | Mail Online
イギリス北西部チェシャーのスナッグバリーズ・アイスクリーム牧場では毎年このように、ワラを積んで様々な巨大物体を作っているそうです。発案したのは牧場経営者のサドラー夫妻。今年は後足で直立して日光浴をする姿でお馴染みのミーアキャットがテーマとなりました。
計画は毎年1月に行われ、最後のワラ積みには1ヶ月もかかるとか。
高さは約11メートル。ちなみに照明が仕込まれており、夜には光らせることもできるそうです。
このイベントは1998年以来毎年続けられており、2007年にはジョドレルバンク天体物理学センターのロベル電波望遠鏡が、2009年にはイギリス国会議事堂の時計台が建立150周年を記念して作られています。
2007年の「ロベル電波望遠鏡」。これらの像はすべて鉄骨の上にワラを積んで作られています。
ちなみにこちらは取り壊しの際の動画。
YouTube - Snugburys telesope - dismantling
そして2009年に作られた「ビッグベン」の愛称で知られる国会議事堂の時計台。
動画はこちらから。
YouTube - Straw Big Ben at Snugburys, Nantwich
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