東芝、Googleの「Android」とTegraプロセッサを採用したインターネットデバイス「dynabook AZ」を発表
先ほど東芝が世界で初めて2画面タッチパネルを採用した、電子書籍リーダーとしても利用できる軽量ミニノート「libretto W100」を発売することをお伝えしましたが、もう1モデル、非常にカッティングエッジなインターネットデバイス「dynabook AZ」が発表されています。
Googleの携帯電話向けOS「Android」と、高解像度のWEBブラウジングや1080pのフルHD動画のストリーミング再生、Adobeの「Flash Player10.1」に採用されたグラフィックアクセラレータに対応することで、Flashコンテンツを楽しむことも可能なNVIDIAの第2世代「Tegraプロセッサ」を採用しています。
詳細は以下から。
東芝:ニュースリリース (2010-06-21):世界初の2画面タッチパネルWindowsミニノートPC 「libretto W100」などの発売について
このリリースによると、東芝は8月下旬にGoogleのAndroidプラットフォームでNVIDIAのTegra250プロセッサを搭載した、世界で初めてのハードウェアキーボード搭載クラムシェル型端末「dynabook AZ」を発売するそうです。
「dynabook AZ」はネットブックと同等サイズの10.1型ワイド液晶ディスプレイ(1024×600)とキーボードを搭載しながら、約870gの軽量化を実現したモデルで、PCのような高い操作性を持つと同時に、スタンバイ時で約180時間の長時間駆動やスマートフォンのような機動性も兼ね備えた「クラウドブック」と呼ばれるインターネットデバイスとのこと。
これが「dynabook AZ」です。NVIDIAのTegraプロセッサ250(動作クロック数1.0GHz、デュアルコア)、512MBメモリ、16GBフラッシュメモリなどを搭載しており、OSは「Android 2.1」となっています。
背面はこんな感じ。なかなかオサレです。
キーボードの一部は通常のWindowsパソコンとは異なる仕様となっています。
また、IEEE802.11b/g/n対応の無線LANやBluetooth Ver.2.1+EDR、ステレオスピーカー、有効画素数約130万画素の1/5インチプログレッシブ方式CMOSセンサーWEBカメラ、HDMI出力端子などを備えています。
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