ぬくぬくのベッドでホームレス気分が味わえるコンクリートと段ボールのだまし絵ベッドカバー
コンクリート舗装された地面そっくりなシーツと、広げた段ボール箱そっくりな布団カバー・枕カバーのシリーズを紹介します。
部屋を訪れた人がびっくりするような個性的で遊び心あるデザインとはいえ、さすがに不景気のこの世の中、いささか不謹慎な感が否めないかもしれません が、「あなたが温かいベッドで眠りにつく夜も、屋根すらない場所で過ごさなければいけない子どもたちがいることを知って欲しい」という願いが込められており、収益の40%はホームレスの若者が屋根の下で眠れるよう手助けする団体に寄付されるそうです。
詳細は以下から。SNURK Beddengoed DESIGN: LE-TROTTOIR + LE TROTTOIR 15 %
こちらがそのベッドカバー。「Le-Trottoir(歩道)」というシーツと、「Le-Clochard(放浪者)」というという布団カバー・枕カバーのシリーズは個別にも販売されていますが、セットで買うと価格が15%オフになります。合わせて使うと段ボールで暖をとりつつ地面で寝る路上生活者の気分が味わえるようになっています。
シーツのLe-Trottoir。コットン100%で、価格はサイズにより異なりますが39.95~59.95ユーロ(約5000円~7500円)です。
生地のアップ。デジタルプリントで本物と見まがうほどリアルに印刷されています。
Le-Clochardは枕カバーと掛け布団カバーのセットが49.95~79.95ユーロ(約6200円~9900円)で販売されています。
生地のアップ。
枕カバーのサイズは2種類あり(50×75cmと60×63cm)、単体でも各7.5ユーロ(約930円)で販売されているので、ダブルベッドなどの場合は買い足すこともできます。
これらの商品はオランダでベッドカバーのデザイン・製造・販売を手がけるSNURKによるもので、収益の40%はオランダでホームレスの若者を支援する団体Stichting Zwerfjongeren Nederlandへ寄付されるほか、イギリス・ドイツ・デンマークで販売された分の収益の40%はCentrepoint・Off Road Kids・Udenforというそれぞれの国の同様の団体へ寄付されるそうです。
ちなみに「SNURK」という名前はオランダ語で「いびき」を意味するとのこと。このほかにも前の晩に脱いだシャツや下着がベッドの上に放り出してあるように見える「White Laundry」シリーズなど、個性的なベッドカバー類を多数販売しています。支払いにはAmerican Express・Visa・Mastercard・FasterPayが使用でき、日本にも発送しているようです。
・関連記事
ドアにはって夢のある空間を演出する超絶リアルなステッカー - GIGAZINE
ユニークな揺りかご状のベッド「Private cloud」 - GIGAZINE
大人も一緒に楽しめる巨大ベッド - GIGAZINE
おとぎ話に出てきそうな馬車の形をしたベッド - GIGAZINE
ふかふかバンズのハンバーガーベッド - GIGAZINE
値段もサイズも超ド級のベッド「エクストリームウルトラキング」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ