取材

福山潤さんや堀江由衣さん、杉田智和さんらがくぎ付けに、「ぬらりひょんの孫」本編ムービー初公開


週刊少年ジャンプで連載されている人気妖怪マンガ「ぬらりひょんの孫」が2010年7月からアニメ放映されることとなり、その制作発表が行われました。

主演の福山潤さんと堀江由衣さん、そして杉田智和さんが自分の役に対する思いや作品の魅力を熱弁。また、原作者の椎橋寛さんの担当編集者など、制作側の人たちも壇上に上がってその出来栄えを解説していました。


詳細は以下から。ぬらりひょんの孫 公式サイト

開始早々本編ムービーが流れます。短いながら、リクオが持つ昼と夜の顔のコントラストを表しています。
YouTube - 「ぬらりひょんの孫」本編ムービー


まずは奴良リクオ役・福山潤さんが登場。


続いて雪女役・堀江由衣さん


鴆(ぜん)役の杉田智和さん。会場の声援がひときわ大きく響きました。


原作者の担当編集・中路さん、プロデューサー、スタジオディーンの飯嶋さんも加わります。


「ようこそおいでくださいました、福山潤です。緊張とかいろんな気持ちが入り交じった気持ちでご挨拶できてうれしいです。よろしくお願いします」


「雪女をやらせていただきます、堀江由衣です。今から放映がとってもたのしみです。短い間ですがよろしくお願いします」


「どうも、杉田智和です。期待高まるぬらりひょん、三代目(福山さん演じるリクオ)に命をかけます。よろしくお願いします」


スタッフの面々も、緊張しながら一言ずつあいさつをして発表が始まりました。監督は西村淳二監督、などなど。これらの豪華スタッフをまとめる飯嶋さんは、「スタッフ一同としてはまず原作の世界観を壊さないようにするのが第一条件。その上でアニメーション的にいかにおもしろくするか、現在腐心して作業を進めています」と語ります。


福山さんから順番に、今回キャストに選ばれたことに対しての意気込みを語ります。「やはり多くの人に読まれている原作で、男の子としてジャンプ作品のメインキャストとしてかかわれることに胸が踊ります」と笑顔を見せ、「幅広い人に見ていただける作品なので、持てる力をあますことなく、三代目としてがんばっていきたい」と決意を語りました。


キャラ作りはどのようにしたのですか?という司会からの質問に、堀江さんは「実は小学校のころのあだ名が雪女で…」と雪女と縁のある思い出話を暴露。「その頃からある意味役作りをしていました(笑)」とジョークを交えつつも、「いつもリクオさまをそばで見守るつららちゃんを丁寧に演じていけたら」と力強い言葉。


杉田さんは「ドラマCDでも大活躍でしたね?」と聞かれ、「鴆(ぜん)は三代目のことになるととにかくテンションがあがってしまう性格なので、病人としてというよりは、燃え尽きる寸前のろうそくが燃え上がるように演じていきたいですね。でも、三代目に必要とされるならずっと炎を燃やし続けられるようなキャラだと感じています」


当日来ていなかったキャストの一覧が。豪華な顔ぶれです。福山さんによると大塚周夫さんはよい意味で「妖怪じみた存在感がある」とのことで、全力でぶつかっても足りないくらいの祖父・ぬらりひょんに胸を借りる形でアフレコに臨んでいくそうです。


現場の盛り上げ役は誰?という質問に、「これから福山さんが身をけずってやってくれるでしょう」と堀江さんが勝手に答え、福山さんが焦る一場面も。


「個人的には大好きな声ばっかり聞こえてくるので、顔をにやけさせるのを押さえるのに必死」と、杉田さんはいちファンとして収録を楽しんでもいるようです。ちなみにキャストはすでに発売されているドラマCDと同じ、平野綾さんや鳥海浩輔さんなどそうそうたる顔ぶれとなっています。


これはコナミから7月に発売されるトレーディングカードのために新しく書き起こしたイラストだそうです。


これもコナミより、筆のタッチが特徴的なイラストを使ったかけじく。全5種類、80センチくらいの大きさだそうです。またTwitterを使っての宣伝展開も行うらしく、たまに福山さんがつぶやく予定もあるようです。というか、その場で「つぶやいてくれませんか?」とお願いされていました。


原作の椎橋先生からのメッセージ。「ぬらりひょんの世界を作って本当によかった。」と、アニメ化を本当に喜んでいるのが伝わる文面。福山さんはドラマCDの時に現場に訪れた椎橋さんと面識があるそうで、「まだ収録は始まっていませんが、僕らもどうやってアニメが実を結んでいくのか楽しみ。先生とタッグを組んでいきたい」とにこにこ話していました。


冒頭で流れたムービーが再び流れ、それを舞台上から出演者たちがじっくり見ていました。


また、収録にあたって作品収録前に、総勢80人の大所帯でお祓いに行ったとのこと。公式サイトに修祓式レポートがアップされていますが、杉田さんはこの場で初めてそのことを知ったらしくびっくりした顔を見せていました。「何かあったら(お祓いに参加できなかった)杉田さんに妖怪が向かうんじゃないかと思います」とさりげなくSな発言をする堀江さんに対して、「いやー、家はせまいぞ~」と杉田さん。

そして締めの一言に入ります。杉田さんは「僕が今日このステージにいるということは、原作を見ればわかるんですが、僕が演じる鴆(ぜん)の出番がいつからかについては……期待していいんじゃないかな。や、多分出る、うん。言ったもん勝ち」と、涼宮ハルヒの憂鬱のキョンを思わせる口調で、立て板に水を流したように淡々と述べていました。


「もうすぐ始まるということで、つららちゃんのマフラーがアニメでは何色になるのか楽しみにしていたので、今回わかってとてもうれしいです。同じ色のマフラーを買おうと思っています。ぜひ楽しんで見ていただけたらうれしいです。」と堀江さん。


福山さんは「トレーラー見て、僕もにやにやしちゃうくらい楽しみ。期待が持てる絵作りを今の段階でしてもらえるのが楽しみで仕方ない。自分の中でもリクオは難しいところがあって、収録そして放送までの間、自分のコンセントレーションを高めていきたいと思う」と、まっすぐな視線で客席を見つめながら抱負を述べ、終幕となりました。

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in 取材,   マンガ,   アニメ, Posted by darkhorse_log

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