猛獣であるはずのトラと人間がキャッキャウフフとじゃれ合う戦慄のイベント「タイガー・スプラッシュ」とは？

「龍虎相まみえる」「前門の虎、後門の狼」など、恐ろしい動物の代表格とされることが多いトラ。テレビ番組でも獲物に飛びかかるシーンがよく流れているため、ひたすらどう猛な生き物というイメージが強いのですが、この飼育員とトラが仲良く遊んでいるムービーはなんだか楽しげです。

詳細は以下。
No bombing! Playful Bengal and Siberian tigers leap into swimming pool in games of chase with zoo keepers | Mail Online

Tiger Splash at Out of Africa Wildlife Park, Arizona's Wildlife Theme Park, A Sedona Area Attraction

アメリカ・アリゾナ州アウト・オブ・アフリカ野生動物パークでは30分間、6頭のベンガルトラ、シベリアトラがプールで飼育員と遊ぶ「タイガー・スプラッシュ」というイベントが好評を博しています。

このイベントは元々歩けないトラのリハビリ訓練用としてプールでのエクササイズをしていたところから発案されたということで、体重270kgの猛獣が飼育員と遊んでいる様子は観客から「まるでかわいい飼い猫のよう」と絶賛。もちろん安全対策はきちんと行なわれており、今までに大けがをした飼育員はいないとのことです。

水中でトラと格闘しているのではなく、ノドをなでているところ。

タイガー・スプラッシュでは、このように飼育員がおもちゃを使ってトラをジャンプさせるのが目玉。

風船のシャチを襲うトラ。

飛ぶ姿はまさにネコなのですが、サイズが大きすぎます。

ムービーはこちらから。

YouTube - Tiger Splash at Out of Africa Wildlife Park near Sedona, Arizona

水をかけられれてなんとなくイヤそうなそぶりを見せるトラ。

走って飼育員とボールを追いかける姿に野生を感じます。

ボールを捕まえてご満悦の表情を見せるトラ。

飼育員のもったおもちゃをめがけて大ジャンプ。

空中でがっちり獲物をキャッチ。

飼育員にのしかかって甘える意外な一面もあります。