列車が竜巻のせいで大事故を起こすムービー
日本の鉄道システムは世界有数の安全レベルと運行精度をもっていますが、乗客の立場からすると「ちょっとくらいの雨や風で遅れてるんじゃねーよ!」と思ってしまうくらいのレベルの天気でも、列車を遅らせたり欠便させたりすることがよくあります。しかし、突風がきっかけとなった2005年12月のJR羽越本線脱線事故のような、予測できない惨事を防止するには、そのような対策が不可欠。悪天候の時に列車を動かすとひどいことになるということがあらためてよくわかるムービーです。
詳細は以下。
この事故は2008年1月8日、アメリカ・イリノイ州シカゴ近郊で起きたもの。最大風速毎秒60mを超えるものすごい勢いの竜巻が発生し、当時かなりの被害が出たとのことです。
YouTube - Train vs. Tornado - Spectacular!
鈍い音と共に、後ろの車両が横転をはじめます。
何両かを巻き込んで脱線してしまいました。カメラを積んだ車両は停止します。
しかし、残りの車両は連結を失ったもののレールの上に乗ったまま。火花を散らしながらカメラを積んだ車両に突っ込んできます。
追突してものすごい玉突き事故になってしまいました。
例え何トンもある列車といえど、動いている間は不安定。乗客としては不便な思いをするのはイヤですが、基準値を超える風速の風が吹いている場合は遅延するのが当然と思って行動するのがよさそうです。
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