ついに「桃太郎伝説」が復活か、桃太郎シリーズの開発が8本同時で進行中
1987年にファミコン用ソフトとして第1作目が発売され、続編では金太郎や浦島太郎、夜叉姫などの仲間を連れて戦う和風仕立てのRPGソフト「桃太郎伝説(通称:桃伝)」が復活する可能性があることが、桃太郎シリーズの産みの親・さくまあきら氏の公式ページで明らかになりました。
現在では派生作品となるボードゲーム「桃太郎電鉄(通称:桃鉄)」が有名になってしまった感がありますが、もし実際に復活するのであれば、2001年に発売されたゲームボーイカラーソフト「桃太郎伝説1→2」以来となります。
詳細は以下から。
2010年2月10日(水) | さくまあきらホームページ:仕事人裏日記
桃太郎シリーズの産みの親である、さくまあきら氏の公式ページに掲載された日記によると、2010年2月10日現在、8本の新作ゲームを開発中であるそうです。
開発中とされているタイトルのうち、桃太郎電鉄シリーズは6作品で、さらに「桃太郎**(ニンテンドーDS向け)」と「桃太郎**(プラットフォーム不明)」が開発されているとのこと。
これがその一覧。開発状況についてもコメントされています。
ちなみに「桃太郎電鉄」以外の桃太郎シリーズはRPG作品の「桃太郎伝説」とアクションゲーム「桃太郎活劇(1990年)」「桃太郎電劇(1993年)」のみとなっているため、伏せられている「**」が桃太郎伝説シリーズである可能性はかなり高いと考えられます。そうでなければ新しいシリーズとなるため、いずれにせよ期待はできそう。
また、同氏の2007年5月9日付けの日記において、「桃太郎伝説」は特殊な処理が多いため、携帯電話への移植が難しく、Wiiのバーチャルコンソールでの復活を含めて再検討するとされていることからも、移植という形で復活する可能性が無いとは言い切れないようです。
なお、2009年3月20日付けの日記では、桃太郎伝説シリーズの続編やリメイクについて、「いまのスケジュールでは、まったく無理だねー」とした上で、以下のように述べています。
●さくま「『桃太郎伝説』が出るとしたら、『俺の屍を越えてゆけ!』の桝田省治がリメイクしてくれるか、新作を作る以外たぶん、今後も出ることはないと思うなあ。
『桃太郎伝説』は、もともと桝田省治と二人三脚で作ったようなものだからね」
つまり桃太郎伝説のシナリオ補佐を手がけた桝田省治氏の動向次第によっては新作やリメイク作品が登場する見込みがあるということのようですが、はたして復活はあるのでしょうか。
もし復活するのであれば、戦闘に天候の概念を取り入れるなど、当時のRPGとしては非常に斬新なシステムでシリーズ最大のヒット作となった1993年発売のスーパーファミコンソフト「新桃太郎伝説」のような作品が登場することを望みたいものです。
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