人気のポン・デ・リングにモッチモチのショコラたちが復活、新商品「ポン・デ・きなこクランチ」まで全7種類試食レビュー

ミスタードーナツの人気メニューと言えばやはりモチモチした食感が特徴のポン・デ・リング。今年でミスタードーナツが40周年を迎えたのを記念して、過去に発売された各種ポン・デ・リングシリーズが復刻されているほか、新作まで全7種類が発売されていたので、買ってきて食べてみました。

「ポン・デ・リング」「ポン・デ・ショコラ」「ポン・デ・きなこクランチ」といろいろありますが、この中で一番おいしいのはどれなのでしょうか。

詳細は以下から。
ポン・デ・リング 人気No.1の栄冠。｜新商品｜ミスタードーナツ

買ってきました。

モッチモチがギッシリ。

レギュラーメニューとして発売されているもの、復刻版、新商品など、あわせて7種類のポン・デ・リングが揃いました。

まずは2003年登場の「ポン・デ・リング」。

最もオーソドックスであり、安心できる品です。とりあえずドーナツの種類が多すぎて何を買ったらいいかわからない人は、オールドファッションとポン・デ・リングを頼んでおけばハズレはなさそう。ストリートファイターIIでいえばリュウ、マリオカートでいえばマリオ、信長の野望でいえば「本能寺の変」前のシナリオの織田家、そういうオーソドックスさです。

2003年登場「ポン・デ・黒糖」。ふりかけられているのはただの黒糖ではなく、黒米、黒ごま、黒豆、黒かりん、黒松の実という5種類の素材を黒糖にブレンドした「黒五黒糖シュガー」です。

砂糖が黒糖に変わっただけではなく、ほんのりと黒ごまや黒豆などの香りがするところがいいところ。ドーナツばかり食べていると口の中が甘くなってくるので、ただ甘ったるくないのがいい。

2005年登場「ポン・デ・ショコラ」

ポン・デ・リング初のココア風味です。

グレーズの甘味が強烈なのでココア風味があまり前面に出ていないのが残念。

2005年登場「ポン・デ・ダブルショコラ」

ココア風味のポン・デ・リングにチョコレートをコーティング

これぞ「ショコラ」の名前に恥じないチョコレート味。ただ、チョコレートが厚めにコーティングされているので、ポン・デ・リングの特徴であるもっちり食感は半減。ポン・デ・リングは味と食感のバランスが難しいものだと感じます……。

2005年登場「ポン・デ・アーモンド」

今度はアーモンドペースト入りのチョココーティングが施されています

アーモンドチョコは味が濃厚で、食べた瞬間は軽いかに思えるのですが口の中にしっかりと甘味が残ります。コーヒーと一緒に食べたいドーナツ。

2006年登場「ポン・デ・クランチショコラ」

ポン・デ・ショコラを真っ二つにして、間にライスパフ入りチョコクリームをサンド。チョコクリームは他のチョコレート系とちょっと違った苦みがあり、異色の味かも。

2009年登場の新商品「ポン・デ・きなこクランチ」

一瞬、きなこの塊かと思えるクランチには驚きましたが、和風な甘味は新鮮。どこか駄菓子的で、チョコのあとに広がるきなこの甘味はアリ。ただ、クランチはもっちり食感を殺してしまうので、あまりサクサクしすぎても…という印象。

いろいろな派生ポン・デ・リングも美味しいのですが、やはり食感をシンプルに味わうことのできる基本のポン・デ・リングの完成度がいかに高いかということを実感しました。