アルコールを検出してTwitterでつぶやく「秋月ドランク」を使って、飲酒するだけの簡単なお仕事をしてみました
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脈拍を測定して自分の生存状態を自動的にTwitterのつぶやきとして生成する「秋月パルス」を作り出したkoress projectから、新たなTwitter投稿装置「秋月ドランク」が送られてきたので実際に使ってみました。その名の通り、呼気中のアルコール濃度を感知して、そのレベルに応じたつぶやきをTwitter上に自動投稿してくれます。
折しも実験当日は金曜日。被験者となった編集部員は喜び勇んで酒とつまみを用意するなどノリノリで実験を開始しました。その結果、「飲酒をしながら業務に励む、というか飲酒自体が業務」という、いつもとは全く異なる大変カオスな状況が生まれてしまったのでした。
詳細は以下から。koress.jp: 新作のTwitter投稿装置を自作したので某編集局に突撃送付してみる
被験者として選ばれた編集部員が揃えたお酒やおつまみ。臨戦体勢はばっちりです。
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左からミックスナッツ、サラミ、チーたら、ビーフジャーキーとバランスよくおつまみが並びます。ちなみに、ビーフジャーキーはローソンで売られているものがコンビニの中では一番おいしいとのことです。
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左からラム酒、コカ・コーラ、ペプシNEX。カクテルを作って飲むのかと思いきや、コーラ2種はチェイサー(強いお酒をストレートで飲むときの口直し)ということでした。
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ラム酒の銘柄は「ロンリコゴールド」、アルコール度数は40度とかなり強いです。
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さっそく「秋月ドランク」を取り出してみました。
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「アキヅキドランク」と書かれたラベルがはられています。ダイモテープで作られたラベルなのか、なんとも言えないレトロな味わいが手作りのボディーとマッチしています。
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裏側には同じようにして製作元、そして電圧などがラベルで明示されていました。ACアダプタとLANケーブルのコネクタのみというシンプルな構成。
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Twitterのロゴはシールでした。
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電源を入れてみました。
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IPアドレスが割り当てられています。
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起動時には必ずアルコール検知器を加熱して、内部に残存しているアルコールを飛ばすようになっています。
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アルコールを飛ばす行程はちょっと時間がかかります。
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準備完了。
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続いて初期設定ですが、Twitterのアカウント名とパスワードを「秋月ドランク」に入力する必要があります。入力はつまみをくるくる回す、あるいはスイッチのように押して行うのですが、アルファベットの大文字を入力するために延々とつまみを回し続けなくてはならない不便さに、なぜだか懐かしさすら感じました。
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まずは全く飲酒していない状態で使ってみます。この丸い部分に息をふきかけてアルコール度数を測定します。
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この装置の測定数値は「秋月ドランク」独自の値だということで、呼気中のアルコール濃度に対応しているそうです。
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つぶやいています。
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完了!
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こんな感じでタイムライン上に反映されます。このつぶやきは数値が低い時に出る内容。一切お酒を飲んでいないはずなのに「ほろ酔い」と表示されてしまいました。
![](https://i.gzn.jp/img/2010/01/25/akiduki_drank/tweet_4_m.png)
動作も確認できたので、何はともあれ、飲酒してもらいましょう。レッツドランク。
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被験者に酒が回るまでの間こまめに測定をしてもらったところ、4パターン中3パターンのメッセージを表示させることができました。これはさきほどと同じ一番低い数値の時のもの。
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これがもう少し高い数値が出た時のメッセージ、「少々へべれけなう」
![](https://i.gzn.jp/img/2010/01/25/akiduki_drank/tweet_3_m.png)
「だいぶへべれけなう」は第3段階ということです。これらの数値は飲むに従って単純に上がっていくのではなく、呼気中の水分量に左右されてしまうことがあるので結構数値がぶれます。
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しばらくして、酔いが回ってきたころにもう一度測定しようと被験者の席に行ったら不在でした。というか、すごい光景です。
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おつまみがかなり減っています。
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それより何よりお酒が減っています。
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酒瓶ビフォーアフター。ちょっと目を離したすきに結構飲んでいたようです。
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戻ってきた編集部員に測定をお願いしたところ、最初のものとは比べものにならない高い数値が出ました。これが最も高いレベルの「大変なへべれけなう」。実はもう一段階上の「昇天なう」というメッセージもあるとのことですが、こちらはメッセージ内容からも分かるように、生きている人間には出せないような仕様になっています。
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飲酒の果てにつぶれて眠ってしまいました。この後起こして測定してもらったのですが、さきほどの数値が最高記録でした。アルコールが分解されてしまったせいかもしれません。ともあれ「秋月ドランク」はきちんと作動し、編集部のへべれけ具合をしっかりTwitter上に反映してくれました。
![](https://i.gzn.jp/img/2010/01/25/akiduki_drank/P1040328_m.jpg)
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