海上25メートルで猛毒クラゲに刺されてしまった不運な男
日本ではお盆を過ぎるとクラゲに刺されるのを避けて海水浴に行かなくなる人が多いですが、オーストラリアで大型の船の上から釣りをしているときにクラゲに刺されるという非常にまれな出来事に遭遇してしまった人がいるそうです。
詳細は以下から。
Jellyfish stings fisherman '25 metres above sea' | News.com.au
オーストラリアのクイーンズランド北部で貨物船に乗って釣りをしていた45歳の男性が、猛毒を持つイルカンジクラゲに刺されるという事故があったそうです。男性が乗っていたのは大型の貨物船で、海面からは25メートルの距離があったのですが、なぜか刺されてしまったとのこと。男性は会話も困難な程の苦痛に襲われて、救助ヘリによって病院に運ばれることになりました。
イルカンジクラゲは体長が2cmほどの小さなクラゲで、刺されると激痛や急激な血圧上昇を起こすイルカンジ症候群で死亡することもあるという危険な生物。救助ヘリの隊員・Geoff Abrahamsさんによると、イルカンジクラゲが水しぶきの中にいたのか、それとも釣り糸を上げたときに糸を伝ってきたのかは不明で、「信じられないケースだ」としています。
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